特許
J-GLOBAL ID:200903053302060993

製鋼炉ダストを用いたセメント製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-068037
公開番号(公開出願番号):特開平7-247142
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【構成】 製鋼炉から発生する集じんダストに製鋼炉還元性スラグ、フライアッシュ、特殊セメント類、水ガラス、硫酸根を含有する水溶液を有害物質のpH抑制域内となる割合で添加し、混練する無害化処理工程と、無害化処理後のスラリーに温熱水を加え高速攪拌、洗浄、脱水する脱塩素処理工程と、脱塩素処理後のスラリーに還元性スラグ、フライアッシュ、硫酸根を含有する水溶液を有害物質のpH抑制域内となる割合で添加し、混練するセメント製品化工程からなるセメント製品の製造方法。【効果】 脱塩素処理時に廃水処理を省略でき、極めて低コストで強度の優れたセメント製品の製造が可能となる。
請求項(抜粋):
製鋼炉から排出される集じんダストをpHの値別に分けて準備し、高pHダストと低pHダストに水または温熱水を有害物質のpH抑制域内に入る割合で加えて混練する有害物質の無害化処理工程と、無害化処理後のスラリーに温度が60〜100 °Cの温熱水を加え、高速攪拌および洗浄、脱水する脱塩素処理工程と、脱塩素処理後のスラリーに製鋼炉還元性スラグと硫酸根を含有する水溶液の2種か、あるいは製鋼炉還元性スラグ、フライアッシュ、硫酸根を有する水溶液の3種を有害物質のpH抑制域内に入る割合で加えて混練するセメント製品化工程からなることを特徴とする製鋼炉ダストを用いたセメント製品の製造方法。
IPC (2件):
C04B 7/26 ,  C04B 7/147

前のページに戻る