特許
J-GLOBAL ID:200903053303304128

多重通信分散処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277476
公開番号(公開出願番号):特開平6-131282
出願日: 1992年10月15日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】通信路の負荷を複数の通信路に分散させることができると共に、システムの大規模化を可能にする。【構成】多重化された通信路に接続され、登録されたシステム要素間で通信路を介してメッセージを交換する各計算機に、メッセージの宛先と通信路の関係を示す割当通信路管理テーブルによりメッセージの送信要求時には前記割当通信路管理テーブルを検索しメッセージの宛先に応じた使用通信路を割当てる割当通信路管理部と、通信路毎に通信路限界負荷値が設定された通信路限界負荷値記憶部と、メッセージの受信により通信路毎の現在の負荷値を検出する通信路負荷検出部と、ある通信路の現在負荷値がその限界負荷値を越えたとき、割当通信路管理部で把握された通信路に割当てられている宛先名前群の一部を異なる通信路に再割付けする通信路割付変更部とを備える。
請求項(抜粋):
多重化された通信路に複数の計算機が接続され、且つ計算機内に登録されたシステム要素間で前記通信路を介してメッセージを交換する際、前記メッセージの宛先に応じて使用する通信路を決定し、前記メッセージを前記決定された通信路を介した放送通信によって情報を交換するようにした多重通信分散処理システムにおいて、通信路毎に通信路限界負荷値が設定された通信路限界負荷値記憶手段と、受信メッセージの指定通信路の一定時間当りの負荷を求めこれを現在負荷値として登録する通信路負荷検出手段と、宛先名とその割当通信路を登録する割当通信路管理テーブルを有し該テーブルを検索して送信先の通信路を求めるおよび通信路毎にどの宛先が登録されているかを求める割当通信路管理手段と、メッセージ送信要求があると前記割当通信路管理手段に送信先の通信路を求めさせ該当する通信路がないとき前記通信路負荷検出手段より負荷の小さな通信路を送信通信路として割付けると共に、前記割当通信路管理手段の割当通信路管理テーブルにその宛先名と割当通信路を登録する送信通信路割付処理手段と、この送信通信路割付処理手段により送信通信路が割付けられると前記通信路限界負荷値記憶手段および前記通信路負荷検出手段より該通信路の限界負荷値および現在負荷値を取込んで現在負荷値が限界負荷値を越えているか否かを判定する通信路負荷確認処理手段と、この通信路負荷確認処理手段により前記通信路負荷検出手段で割付けられた通信路の現在負荷値が限界負荷値を越えていると判定されると前記割当通信路管理手段で把握された前記通信路に割当てられている宛先名前群の一部を異なる通信路に再割付けする通信路割付変更手段とを備え、前記通信路負荷確認処理手段により前記送信通信路割付処理手段で割付または前記通信路割付変更手段で再割付された送信通信路の現在負荷値が限界負荷値を越えていないと判定されると該割当通信路に送信要求メッセージを送信するようにしたことを特徴とする多重通信分散処理システム。
IPC (2件):
G06F 13/00 355 ,  G06F 15/16 380

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