特許
J-GLOBAL ID:200903053306066520

液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-205469
公開番号(公開出願番号):特開平7-056148
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【構成】 2枚の電極13、14を設けた基板11、12間に誘電異方性が正のネマティック液晶層20を挟持する液晶表示素子で、下記条件をもつ。a. 2枚の基板上での液晶分子配列方向の交差角がθ( 0°≦θ≦90°) であり、2枚の基板表面上でユニフォームツイスト配列させるように決まるセルツイスト角がψである場合に、液晶層に電圧を印加しない状態で、ψが±θのとき、液晶のツイスト角ωが±θ+180 °または±θ-180 °であり、ψが±(θ-180 °)のとき、液晶ツイスト角ωが±θである(以上複号同順)。 b. 一画素ごとの電極に30μm以下の微細な領域単位で導電体部13a (14a) と非導電体部13b(14b)を形成し、両基板間で一方の電極の導電体部13a(14a)と他方の電極の非導電体部14b(13b)が対向して配置される。c. 両基板が2.5 °以下の低プレチルト角配向膜15、16を有し、両基板のプレチルト角差が0.3 °以下である。【効果】散乱特性が高く、駆動電圧が低い、階調性に優れしかも広視野角特性の液晶表示素子を高い生産性で得る。
請求項(抜粋):
対向して複数の画素を形成する電極をそれぞれ有する2枚の基板間に誘電異方性が正のネマティック液晶からなる液晶層を挟持し、前記基板表面上で液晶分子長軸を一方向に配列させるチルト配向を誘起する配向膜を有しており、2枚の基板上での液晶分子配列方向の交差角がθ(0°≦θ≦90°)であり、2枚の基板表面上でのプレチルト角によって液晶をユニフォームツイスト配列させるように決まるセルツイスト角がψである液晶表示素子において、液晶層に電圧を印加しない状態で、ψが±θ(便宜的にツイスト方向が左まわりの時+、右回りの時-とする。)のとき、液晶のツイスト角ωが±θ+180°または、±θ-180°であり、ψが±(θ-180°)のとき、液晶ツイスト角ωが±θであり(以上複号同順)、前記両基板の電極が画素ごとに、最も狭い幅が30μm以下である微細な領域を単位とした導電体部と非導電体部からなり、両基板間で一方の電極の導電体部と他方の電極の非導電体部の少なくとも一部が対向して配置され、かつ前記両基板におけるプレチルト角が2.5°以下であり、両基板におけるプレチルト角のさが0.3°以下でなることを特徴とする液晶表示素子。
IPC (2件):
G02F 1/1333 ,  G02F 1/1337 520
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-097922
  • 特開昭57-093320
  • 特開昭61-121087
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