特許
J-GLOBAL ID:200903053312201650

文字認識方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-085176
公開番号(公開出願番号):特開平6-274682
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】正規化により入力パターンの一部が欠損した場合もリトライすることにより、より確からしい候補文字を得る。【構成】正規化によって入力パターンAの一部が欠損していた場合、その欠損の方向をパターン欠損方向算出部16が検出する。次に、判定部18が、メモリ17に予め蓄積してある文字毎の誤読が予想される欠損方向の情報Hと、パターン欠損方向算出部16からの欠損方向情報Gとを基に、得られた候補文字Eが誤読である可能性を判定する。その結果、誤読の可能性がある場合は、リトライ条件決定部19が、外接枠座標算出部15からの入力パターンA全体をとらえた外接枠座標Fに基づき、欠損が生じないような新たな正規化条件Jを決定し、この新たな正規化条件Jを用いて、正規化及びこれに引き続く文字認識をリトライする。
請求項(抜粋):
入力パターンに基づき所定の方法で正規化条件を決定し、この正規化条件に従って、前記入力パターンを正規化することにより正規化パターンに変換し、この正規化パターンに基づいて前記入力パターンに該当する候補文字を決定する文字認識方式において、前記入力パターンの外接枠座標を算出する外接枠座標算出部と、前記正規化条件および上記外接枠座標を基に、前記正規化によって前記正規化パターンから欠損した前記入力パターンの一部分の方向を示すパターン欠損方向情報を求めるパターン欠損方向算出部と、文字毎に予め定めた、前記正規化によるパターンの欠損に起因して誤読の生じる可能性がある前記欠損の方向を示す正規化リトライ参照情報を予め蓄積し、前記候補文字をアドレスとして対応する前記正規化リトライ参照情報を選択的に出力する正規化リトライ参照情報メモリと、前記正規化リトライ参照情報と前記パターン欠損方向情報とを基に、正規化リトライの要否を判定し、必要と判断した場合に正規化リトライ指示を出力する正規化リトライ判定部と、前記正規化リトライ指示に応答して、前記外接枠座標を基に、前記欠損が生じないように前記入力パターンの正規化をリトライするための正規化条件である正規化リトライ条件を決定する正規化リトライ条件決定部と、を具備することを特徴とする文字認識方式。
IPC (2件):
G06K 9/03 ,  G06F 15/62

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