特許
J-GLOBAL ID:200903053317621622

生ビール樽用フィッティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 景介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-077372
公開番号(公開出願番号):特開2000-272696
出願日: 1999年03月23日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 フィッテングを口金から外す際の安全性の向上を図る。【解決手段】 板ばね材から成るストッパ22は立ち上がり部26の上部に第1と第2のストッパ部28と29を連設する。ストッパ22を弁体20と一体に移動可能に設け、第1、第2のストッパ部28、29をブッシュ5の穴38から突出させる。弁体20、ストッパ22等を下降させ、生ビール樽本体1を開放して生ビール樽本体1内の残圧を抜くとともに、第1、第2のストッパ部28、29を弾性変形によりブッシュ5内に収め、抜け止め状態を解除し、ブッシュ5等を回転させ、ねじ8、9を緩めて口金4から外す。ブッシュ5等を口金4から強制的に外そうとすると、第1のストッパ部28を口金4の内端面に当接させ、第2のストッパ部29により金属の圧縮方向でバックアップし、生ビール樽本体1内の残圧による飛び出しを規制する。
請求項(抜粋):
生ビール樽本体の口金に取外し可能に螺合され、上端部内側に弁座を有し、スカート部に開放部を有するブッシュと、このブッシュの内側に設けられ、上端が閉塞され、上端部の外周部に開口部を有するダウンチューブと、このダウンチューブの外側に固定され、このダウンチューブを上記ブッシュに固定関係に保持するリテイニングディスクと、上記ブッシュおよび上記ダウンチューブの上端部間で昇降可能に設けられ、上昇位置で上記ブッシュの弁座に当接されて上記ダウンチューブの開口部を外部に対して閉塞し、下降位置で上記ブッシュの弁座から離隔されて上記ダウンチューブの開口部を外部に対して開放する弁体と、この弁体を上昇位置に付勢するばねと、上記弁体と共に移動し得るように設けられ、上記開放部から突出し得るストッパ部を有する金属製のストッパとを備え、上記ストッパは、少なくとも上記生ビール樽本体内の残圧の抜き取り時における上記弁体の下降位置で、上記ストッパ部が上記ブッシュの開放部の下縁部で押圧されることによる弾性変形により上記ブッシュ側に後退され、上記弁体の上昇位置で、反撥弾性により上記ストッパ部が上記ブッシュの開放部から外方へ抜け止め状態に突出され、上記ストッパ部の抜け止め状態における上記ブッシュの回転による上記口金からの離脱時に、上記ストッパ部が上記口金の内端面、若しくは上記生ビール樽本体の上鏡の内側面に係合されることにより、ブッシュ等を飛び出し規制するように構成された生ビール樽用フィッティング。
Fターム (4件):
3E082AA05 ,  3E082BB03 ,  3E082CC01 ,  3E082DD01

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