特許
J-GLOBAL ID:200903053318760774

位相同期発振回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-329065
公開番号(公開出願番号):特開平6-177754
出願日: 1992年12月09日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 入力基準クロックの“断”から“有り”への変化及びその逆の変化時における出力の位相変動を抑える。【構成】 断検出回路16によって基準クロック信号RCの“断”を検出した場合、予備の発振器18から出力される予備のクロック信号BCをM分周回路19によってM分周したクロック信号MCに対して、電圧制御発振器13から出力される出力クロック信号OCをN分周回路14によってN分周したクロック信号NCで位相制御する。一方、基準クロック信号RCが正常の場合には、基準クロック信号RCをL分周回路17でL分周したクロック信号LCに対して、電圧制御発振器13から出力される出力クロック信号OCをN分周回路14によってN分周したクロック信号NCで位相制御する。
請求項(抜粋):
入力周波数をもつ基準クロック信号を受信し、該基準クロック信号が正常である場合に、前記基準クロック信号に対して位相同期し、かつ前記入力周波数の(N/L)(NおよびLはそれぞれ2以上の整数)倍の出力周波数をもつ出力クロック信号を出力し、前記受信した基準クロック信号が“断”となった場合に内部で作成した位相のクロック信号を前記出力クロック信号として出力する、位相同期発振回路において、前記基準クロック信号の“断”を検出し、該基準クロック信号の“断”か“有り”かのいずれか一方を示す断検出信号を出力する断検出回路と、制御電圧に基づいて前記出力クロック信号を発振する電圧制御発振器と、前記出力クロック信号をN分周し、N分周したクロック信号と該N分周したクロック信号の位相を示す第1の位相信号とを出力する第1の分周回路と、前記入力周波数の(M/L)(Mは2以上の整数)倍の周波数の予備のクロック信号を発振する予備の発振器と、前記断検出信号が“断”を示しているときには任意の位相で、前記断検出信号が“有り”を示しているときには前記第1の位相信号で示される位相で、前記予備のクロック信号をM分周し、M分周したクロック信号と該M分周したクロック信号の位相を示す第2の位相信号とを出力する第2の分周回路と、前記断検出信号が“有り”を示しているときには任意の位相で前記基準クロック信号をL分周してL分周したクロック信号を出力すると共に、前記断検出信号が“断”を示しているときには前記第2の位相信号で示される位相で分周を開始できるように待機している第3の分周回路と、前記L分周したクロック信号と前記M分周したクロック信号とを受け、前記断検出信号が“有り”を示しているときには前記L分周したクロック信号を、前記断検出信号が“断”を示しているときには前記M分周したクロック信号を、選択したクロック信号として選択して出力する選択回路と、前記選択したクロック信号と前記N分周したクロック信号とを位相比較し、それらの位相差を表わす電圧を前記制御電圧として前記電圧制御発振器に供給する位相比較回路とを有することを特徴とする位相同期発振回路。
IPC (2件):
H03L 7/08 ,  H03L 7/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-084519
  • 特開平2-174421
  • 特開平3-027620

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