特許

J-GLOBAL ID：200903053329697764

排気バルブ用耐熱鋼

発明者： 藤田 展弘 ,  菊池 正夫 ,  鈴木 亨 ,  山中 幹雄
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 大関 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-349531
公開番号（公開出願番号）：特開平6-200354
出願日： 1992年12月28日
公開日（公表日）： 1994年07月19日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、自動車等の内燃機関の排気バルブ等の高温部材で、高温強度や高温疲労強度に優れた耐熱鋼を提供する。【構成】 21-4N鋼の高温強度および高温疲労強度の改善に関するもので、炭窒化物の析出強化+固溶強化による高温強化を図った。析出強化としては炭窒化物形成元素の中でも、Vの単独添加が最も効果的である。V、MoおよびWの単独および複合添加量を最適化し、熱間加工性および常温延性を確保しつつ、900°Cの引張り強度で23kgf/mm2 よりも高く、900°Cの回転曲げ疲労強度が16kgf/mm2 よりも高い排気バルブ用耐熱鋼である。

請求項（抜粋）：

重量%(以下%と略す)でC : 0.3〜 0.6%Si: 0.1〜 1.0%Mn: 8.0〜11.0%Cr:19.0〜25.0%Ni: 3.0〜10.0%V : 0.3〜 1.0%N : 0.3〜 0.6%の範囲にあり、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、900°Cにおける高温引張り強度が23kgf/mm2 より高く、かつ900°Cの回転曲げ疲労強度が16kgf/mm2 より高い排気バルブ用耐熱鋼。

IPC (3件)：

C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58 ,  F01L 3/02

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-329851
  
• 特開昭59-162256
  
• 特開昭63-089645
  
• 特開昭60-077964