特許
J-GLOBAL ID:200903053334847790

スイング圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267345
公開番号(公開出願番号):特開平9-112469
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 コストアップを招くことなく、ロータリーピストン内周面の耐磨耗性を有効に高める。【解決手段】 シリンダ(12)のシリンダ室(11)内に、駆動軸の偏心軸部(3a)に回転自在に嵌合する鋳鉄製のロータリーピストン(15)を配置する。ロータリーピストンに一体的に設けたブレード(31)によりシリンダ室を吸入口(21)に通じる低圧室(33)と吐出口(22)に通じる高圧室(34)とに区画するとともに、シリンダの穴(25)内に配置した揺動ブッシュ(32)によりブレード(31)の先端側を揺動自在にかつ進退自在に支持する。ロータリーピストン(15)の内周面(15a)にのみ高周波焼入れ、窒化又はショットピーニングの表面硬化処理を施し、あるいは二硫化モリブデン、リン酸マンガン、黒鉛又はPTFEの固体潤滑剤を塗布する表面処理を施す。
請求項(抜粋):
吸入口(21)及び吐出口(22)が開口するシリンダ室(11)を有するシリンダ(12)と、駆動軸(3)の偏心軸部(3a)に回転自在に嵌合され、上記シリンダ室(11)内に配置された鋳鉄又はその他の鉄系材料からなるロータリーピストン(15)と、該ロータリーピストン(15)に一体的に設けられ、上記シリンダ室(11)を吸入口(21)に通じる低圧室(33)と吐出口(22)に通じる高圧室(34)とに区画するブレード(31)と、上記シリンダ(12)にそのシリンダ室(11)に臨んで形成された穴(25)内に回動自在に設けられ、上記ブレード(31)の先端側を揺動自在にかつ進退自在に支持する揺動ブッシュ(32)とを備えたスイング圧縮機において、上記ロータリーピストン(15)の内周面(15a)にのみ表面硬化処理が施されていることを特徴とするスイング圧縮機。
FI (2件):
F04C 18/356 W ,  F04C 18/356 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る