特許
J-GLOBAL ID:200903053337225367

靭性および耐応力腐食割れ性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197311
公開番号(公開出願番号):特開平6-041638
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 靭性および耐応力腐食割れ性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造法。【構成】 C:0.02〜0.05%、Si≦0.50%、P≦0.03%、S≦0.01%、Cr:11〜17%、Ni:1.5〜5.0%、Mo:0.5〜2.0%、Al≦0.05%、N:0.02〜0.1あるいはさらに、Cu:0.5〜2.0で、かつC+0.8N>0.06を満足する成分を含み残部が実質的にFeおよび不可避的不純物からなる鋼を熱間加工し室温まで自然放冷した後、Ac3 点+10°C以上Ac3 点+200°C以下の温度に加熱し、この加熱温度〜800°Cの冷却開始温度から温度600°C〜350°Cの冷却停止温度までを2°C/s以上の速度で冷却し、続いて室温までを空冷以上の速度にて冷却した後、Ac1 点以下の温度にて焼き戻すことを特徴とする。【効果】 ノルマ時の冷却制御により粒界炭化物の析出を制御し、靭性と耐応力腐食割れ性を向上させる。
請求項(抜粋):
重量でC ≦0.05%、Si≦0.50%、Mn≦1.0%、P ≦0.03%、S ≦0.01%、Cr:11〜17%、Ni:1.5〜5%、Mo:0.5〜2%、Al≦0.05%、N :0.02〜0.1%で、かつC+0.8N>0.06を満足する成分を含み、残部が実質的にFeおよび不可避的不純物からなる鋼を熱間加工し、室温まで自然放冷した後、Ac3 変態点+10°C以上Ac3 変態点+200°C以下の温度に加熱し、この加熱温度〜800°Cの冷却開始温度から温度600°C〜350°Cの冷却停止温度までを2°C/sec以上の速度にて冷却し、続いて室温までを空冷以上の速度にて冷却した後、Ac1 変態点以下の温度にて焼き戻し処理することを特徴とする靭性および耐応力腐食割れ性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造法。
IPC (3件):
C21D 8/10 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平3-075337
  • 特開平3-120337
  • 特開平2-247360
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