特許
J-GLOBAL ID:200903053343843714

エン-イン不飽和化合物を促進剤とするヒドロシリル化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-166096
公開番号(公開出願番号):特開平9-025281
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 水素化ケイ素を不飽和反応物と反応させる新しいヒドロシリル化法を提供する。【解決手段】 白金触媒存在下且つエン-イン不飽和化合物から選ばれた促進剤存在下で、水素化ケイ素を不飽和反応物と反応させる。これらの促進剤は、不飽和が、例えばシクロペンテンあるいはシクロヘキセンにおけるように、反応物の構造の内側部分にある不飽和反応物のヒドロシリル化を促進するのに殊の外有用である。
請求項(抜粋):
(A)次式R1 a Hb SiX4-a-bで表される水素化ケイ素(この式の各R1 は、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数4〜12のシクロアルキル基、及びアリール基からなる群より独立に選ばれ、各Xはハロゲン原子又は式-OR1 (ここでのR1 は先に記載のとおりである)により表されるオルガノオキシ基より独立に選ばれ、a=0〜3、b=1〜3、そしてa+b=1〜4である)と、(B)(i)置換された又は不置換の不飽和有機化合物、(ii)置換された又は不置換の不飽和有機置換基を含むケイ素化合物、及び(iii)(i)と(ii)との混合物、からなる群より選ばれた不飽和反応物とを、白金化合物又は白金錯体から選ばれた白金触媒の存在下、且つ、下記の式【化1】(これらの式において、R2 は水素原子、又は炭素原子数1〜12の炭化水素基から選ばれ、R3 は水素原子、又は炭素原子数1〜6の炭化水素基から選ばれ、R4 は水素原子、炭素原子数1〜6の炭化水素基、及び式-SiR53(この式の各R5 は独立に選ばれた、炭素原子数1〜6の炭化水素基である)で表されるトリオルガノシリル基からなる群から選ばれ、n=3〜5、そしてm=4〜6である)により表されるエン-イン不飽和化合物からなる群より選ばれた促進剤の存在下で接触させることを含むヒドロシリル化法。
IPC (5件):
C07F 7/12 ,  B01J 23/42 ,  B01J 31/22 ,  C07F 7/14 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07F 7/12 H ,  B01J 23/42 X ,  B01J 31/22 X ,  C07F 7/14 ,  C07B 61/00 300

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