特許
J-GLOBAL ID:200903053370156516

マルチプロセッサシステムのデータ通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058385
公開番号(公開出願番号):特開平5-265967
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 複数のプロセッサ間でデータ通信を行なうマルチプロセッサシステムに関し、データ伝送時間の短縮、及び、バスの通信負荷の低減によりプロセッサ間のデータ通信を確実、かつ、高速に行なえるマルチプロセッサシステムを提供することを目的とする。【構成】 各プロセッサユニット部4-1〜4-NにID番号1〜Nを付与し、プロセッサユニット部4-1〜4-N間でデータ通信を行なおうとする場合、送信側のプロセッサユニット部は共通メモリ6にデータを記憶する際、受信側のプロセッサユニット部に対してID番号を供給し、受信側プロセッサユニット部は送信側プロセッサユニット部から供給されたID番号に応じて共通メモリ6に対してアクセスし、送信側プロセッサユニット部からのデータを得る。
請求項(抜粋):
複数個のプロセッサ(4-1〜4-N)をバス(5)により互いに接続すると共に、該バス(5)を介して共通メモリ(6)に共通接続し、該共通メモリ(6)を介して該複数個のプロセッサ(4-1〜4-N)間のデータ通信を行なうマルチプロセッサシステムのデータ通信方法において、前記複数個のプロセッサ(4-1〜4-N)の夫々にID番号を付与し、前記複数個のプロセッサ(4-1〜4-N)のうち送信元の一のプロセッサから送信先の他の一のプロセッサに対してデータを送信する場合には、該送信元の一のプロセッサは送信データを前記共通メモリ(6)の前記一のプロセッサに対応した記憶領域に記憶すると共に、前記一のプロセッサのID番号を前記送信先の一の他のプロセッサに供給し、前記送信先の他の一のプロセッサは前記送信元の一のプロセッサのID番号の入力に応答して前記共通メモリ(6)の前記送信元の一のプロセッサに対応した記憶領域より送信データを受信することを特徴とするマルチプロセッサシステムのデータ通信方法。

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