特許
J-GLOBAL ID:200903053379809253

データ伝送処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桑井 清一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-244914
公開番号(公開出願番号):特開平5-062025
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 単一のデータ入出力線を有する従来の端末を使用しながら、複数のICカードに同一の処理等を行う際に要する煩雑な作業、及び、処理時間を削減する。【構成】 端末10に複数のICカードを接続する。各ICカードの記憶手段112に固有データMを格納しておく。ICカード100が端末10からリセット信号を受信すると、計数手段111は分周クロック信号frに基づいて計数データCNTをカウントアップする。計数データCNTが、上記固有データMに基づく待ち時間Wに達すると、制御手段115はデータ入出力線2にアンサー・ツー・リセット信号を送信しようとする。ここで、監視手段114が、データ入出力線2にデータが出力されていないと判断すると、送受信回路116を介してアンサー・ツー・リセット信号を端末10に送信する。
請求項(抜粋):
少なくとも送受信手段を有し、データ、クロック信号を送信するICカード端末装置と、上記ICカード端末装置の送受信手段と接続された単一の送受信信号線に並列に接続され、かつ同一のクロック信号により駆動し、演算処理を行う複数のICカードと、上記送受信信号線を介して上記ICカード端末装置と上記それぞれのICカードの間でデータ、および、クロック信号の送受信を行うデータ伝送処理方式であって、少なくとも上記それぞれのICカードは、ICカード毎に異なる固有データを格納する記憶手段と、上記送受信信号線を介して上記ICカード端末装置からデータ、および、クロック信号を受信する受信手段と、上記クロック信号または分周回路を介して得られる分周クロック信号を計数することにより計数データを生成し、該計数データを取り出す計数手段と、上記計数データの値と上記固有データの値とを比較し、上記計数データの値が上記固有データの値に達したかどうかを判断する比較判断手段と、上記送受信信号線にデータを出力する送信手段と、上記計数データの値が上記固有データの値に達したと上記比較手段により判断された場合には、データを上記送受信信号線に出力する許可を上記データ送信手段に与える制御手段と、を有することを特徴とするデータ伝送処理方式。

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