特許
J-GLOBAL ID:200903053392355741

電力伝送システム、電磁場発生装置及び電磁場受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 良彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-047115
公開番号(公開出願番号):特開2001-238372
出願日: 2000年02月24日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】非接触型ICカードシステムにおいてリーダライター側からICカード側に効率的に電力を供給することは重要課題である。このため電力および信号の送受信側でインピーダンス整合をとることが必要であった。しかし、効率的に電力を供給することができるのはインピーダンス整合がとれている範囲内であり、有効に動作する範囲が限られており、動作範囲の広い非接触型ICカードシステムの実現が要求されていた。【解決手段】本発明においては、送信側あるいは受信側のアンテナコイルにインピーダンス整合回路を接続し、同時に電力送受信状態を検出し、インピーダンス整合条件を満足しているか否かを判定し、この結果に応じて自動的に上記整合条件を切り換える方式としている。
請求項(抜粋):
電磁誘導を利用して電力伝送と信号の送受信を行う一組の電磁場発生装置と電磁場受信装置を有し、該電磁場発生装置は少なくとも、電磁場による信号を発生させるためのアンテナコイルを含む電磁場発生手段と、発生した信号を変調させる信号変調手段と、電磁場受信装置の負荷変調信号を復調する信号復調手段を有し、該電磁場受信装置は少なくとも、電磁場を受信するためのアンテナコイルを含む電磁場受信手段と、受信した交流信号を整流し定電圧化する直流電圧生成手段と、変調された信号を復調する信号復調手段と、内部回路の負荷を変化させることにより該電磁場発生装置の発生する電磁場に対して負荷変調を行う信号変調手段を有する電力伝送システムにおいて、該電磁場発生装置の電磁場発生手段もしくは該電磁場受信装置の電磁場受信手段の少なくともいずれか一方は入出力インピーダンスを可変制御するインピーダンス可変整合手段と、該インピーダンス可変整合手段を制御するために、該電磁場発生装置と該電磁場受信装置装置との間の電力伝送効率もしくはその導関数のうち、一方もしくは両方を検出する電力伝送効率検出手段と、電力伝送状態を判定する電力伝送状態判定手段とによって構成された制御手段を有し、該制御手段によって、該インピーダンス可変整合手段の入出力インピーダンスを制御し、該電磁場発生装置と該電磁場受信装置の間のインピーダンスを整合することで、該電磁場受信装置における受信電力を向上することを特徴とする電力伝送システム。
IPC (4件):
H02J 17/00 ,  B42D 15/10 521 ,  G06K 17/00 ,  G06K 19/07
FI (4件):
H02J 17/00 B ,  B42D 15/10 521 ,  G06K 17/00 F ,  G06K 19/00 H
Fターム (5件):
2C005MA40 ,  2C005NA08 ,  2C005TA22 ,  5B035CA23 ,  5B058CA17
引用特許:
審査官引用 (4件)
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