特許
J-GLOBAL ID:200903053397731628
磁気記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-164047
公開番号(公開出願番号):特開平5-182168
出願日: 1992年05月30日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【構成】 非磁性支持体1上に磁性層として互いに成長方向の異なる2層の斜方蒸着膜2,3が形成されてなる磁気記録媒体において、斜方蒸着膜の膜厚、磁性層の保磁力、残留磁束密度、バック面の表面粗度を規制する。バック面には、バックコート層を形成してもよいし、あるいは非磁性支持体1を2層構造としてフィラーが内添される面をバック面としてもよい。さらには、非磁性支持体1にマット層を形成して、このマット層が形成される面をバック面としてもよい。【効果】 ノントラッキング方式、ノンローディング方式で記録再生を行った場合に、ヘッドの摺動方向が正方向,逆方向のいずれの場合においても良好な記録再生特性が得られるとともに走行性,テープガイド軸の当たり特性に優れた磁気記録媒体を得ることができる。
請求項(抜粋):
非磁性支持体上に斜方柱状構造を有する第1の強磁性金属薄膜と第2の強磁性金属薄膜が順次積層される磁性層が形成されてなり、上記第1の強磁性金属薄膜の斜方柱状構造の成長方向と上記第2の強磁性金属薄膜の斜方柱状構造の成長方向が互いに逆方向とされるとともに、上記第1の強磁性金属薄膜の膜厚をδ1 、上記第2の強磁性金属薄膜の膜厚をδ2 、磁性層全体の保磁力をHc、磁性層全体の残留磁束密度をBr、磁性層とは反対側の面である走行面の表面粗度をRaとしたときに、1600Å≦δ1 +δ2 ≦2000Å1/3≦δ2 /δ1 ≦2/3Hc≦1200OeHc×Br×(δ1 +δ2 )≧50Oe・cm・G0.005μm≦Ra≦0.050μmであることを特徴とする磁気記録媒体。
引用特許:
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