特許
J-GLOBAL ID:200903053412011122

陽圧缶蓋用アルミニウム合金塗装板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-109426
公開番号(公開出願番号):特開2007-277694
出願日: 2006年04月12日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】 内圧が加わる缶蓋用Al合金塗装板として、シンク部反転時に割れが生じにくく、リベット部成形性も良好であるものを、低コストで提供する。【解決手段】 Mg3.5〜5.0%、Mn0.1〜0.3%、Si0.2%以下、Cu0.2%以下、Cr0.2%以下、Fe0.25%以下のAl合金板の表面に塗膜が形成されてなり、Al合金板断面での円相当径0.7μm以上の金属間化合物の分布密度が5000個/mm2未満で面積率が0.8%未満、塗膜形成後の耐力が320〜360MPaであるAl合金塗装板。製法として、前記Al合金の鋳塊に、460〜530°Cで0.5〜15時間の均質化処理を施し、リバース式熱間粗圧延機による粗圧延を施し、380〜420°Cの粗圧延板についてタンデム式熱間仕上圧延機により、総圧下率87〜93%、圧延速度に80〜350MPa、仕上圧延上がり材料温度310〜340°Cで仕上圧延を施し、80〜93%の冷間圧延を行なって最終板厚に仕上げ、その後に塗膜形成処理を施す。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Mg3.5〜5.0%(mass%、以下同じ)、Mn0.1〜0.3%、Si0.2%以下、Cu0.2%以下、Cr0.2%以下、Fe0.25%以下を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなるアルミニウム合金板の表面に塗膜が形成されてなり、かつ前記アルミニウム合金板の板断面における金属間化合物のうち、円相当径0.7μm以上のサイズの金属間化合物について、その分布密度が5000個/mm2未満でかつ板断面に対する面積率が0.8%未満であり、しかも塗膜形成後の耐力が320〜360MPaの範囲内にあることを特徴とする、陽圧缶蓋用アルミニウム合金塗装板。
IPC (4件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/047 ,  B21B 3/00 ,  B21B 1/22
FI (4件):
C22C21/06 ,  C22F1/047 ,  B21B3/00 J ,  B21B1/22 K
Fターム (7件):
4E002AA08 ,  4E002AD02 ,  4E002AD04 ,  4E002AD05 ,  4E002BC05 ,  4E002BC07 ,  4E002CB01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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