特許
J-GLOBAL ID:200903053412204095

高コンシステンシー硬化性オルガノシロキサン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-087446
公開番号(公開出願番号):特開平5-098162
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 硬化したエラストマーの物理特性が向上する、フッ素化及び非フッ素化高コンシステンシーポリジオルガノシロキサン組成物を提供する。【構成】 シリカ充填剤用処理剤としてフッ素化及び非フッ素化両方の液状ポリジオルガノシロキサンを用いて処理した補強シリカ充填剤と、高コンシステンシーポリジオルガノシロキサンとを一緒に混合する。前記ポリジオルガノシロキサンは1分子当たり少なくとも2個のアルケニル基を含有し、そしてヒドロシリル化反応によって硬化する。
請求項(抜粋):
高コンシステンシー硬化性オルガノシロキサン組成物において、以下の原料A〜F、すなわち、A.1分子当たり少なくとも2個のアルケニル基と、化学式R1 RfSiO(式中、R1 は炭素原子1〜4個を含有するアルキル基を表し、そしてRfは炭素原子総数3〜12個を含有するペルフルオロアルキルエチル基を表す)で示される反復単位とを含んで成る、少なくとも一種の高コンシステンシーフッ素含有ポリジオルガノシロキサン;B.1分子当たり少なくとも2個のアルケニル基を含有する少なくとも一種の高コンシステンシーのフッ素を含まないポリジアルキルシロキサン(この第二のポリジオルガノシロキサンの反復単位は化学式R22SiOに相当し、そして珪素に結合したアルキル基は炭素原子1〜4個を含有する)5〜95重量%(すべての高コンシステンシーポリジオルガノシロキサンの総重量に基づいて);C.前記組成物から製造されたエラストマーに所望の程度の物理特性を付与するのに十分量の補強シリカ充填剤(前記充填剤は以下の原料Dで処理されたものである);D.第一の液状のシラノール基を末端基とする有機珪素化合物またはその加水分解性前駆体(前記第一の化合物または前駆体中に存在する珪素原子の少なくとも50%は、Rf′(Rf′は前記Rfと同じ群から選択される)で示される一価のフッ素化炭化水素基を含有する)と、第二の液状のシラノール基を末端基とする有機珪素化合物またはその加水分解性前駆体(前記第二の化合物または前駆体の珪素原子はフッ素化炭化水素基を実質的に含有しない)とを含んで成る混合物10〜50重量%(前記充填剤の重量に基づいて);E.ヒドロシリル化触媒の存在において前記組成物の硬化を達成するのに十分量の有機水素ポリシロキサン(前記有機水素ポリシロキサンは、前記高コンシステンシーポリジオルガノシロキサンと前記高コンシステンシーポリジアルキルシロキサンとに可溶性または混和性である);並びにF.前記組成物の硬化を促進するのに十分量の白金含有ヒドロシリル化触媒、の均質混合物を含んで成る前記組成物。
IPC (5件):
C08L 83/08 LRZ ,  C08K 3/36 ,  C08K 9/06 ,  C08L 83/04 LRQ ,  C08L 83/07 LRN
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-226991
  • 特開昭63-108066
  • 特開平2-029463

前のページに戻る