特許
J-GLOBAL ID:200903053414721186

双方向性流量制御弁の駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-040339
公開番号(公開出願番号):特開平8-082378
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】コイルへの通電電流遮断故障の発見が容易な双方向性流量制御弁の駆動回路を提供する。静摩擦状態による弁の追従遅れが生じたり、弁の開度と通電電流との関係がヒステリシス特性となるという問題を回避する。【構成】H形ブリッジ回路70の互いに対角線関係にある第1、第3スイッチT1、T4をオンし、互いに対角線関係にある第2、第4スイッチT2,T3をオフする正方向通電モードを開度指令信号のオンデューティ期間に実施し、第1、第3スイッチT1、T4をオフし、第2、第4スイッチT2,T3をオンする逆方向通電モードと開度指令信号のオフデューティ期間に実施する。正常時には開度に関わらず常時、H形ブリッジ回路70及びコイル61に通電が行われることになり、通電が遮断された場合にはH形ブリッジ回路70又はコイル61への断線が生じたものと見做すことができ、断線を判定できる。
請求項(抜粋):
無通電時に中間開度となり、コイルへの一方向の通電電流の増加により前記中間開度より開度が増加し、前記コイルへの反対方向の通電電流の増加により前記中間開度より開度が減少する双方向性流量制御弁への通電電流を制御するH形ブリッジ回路と、前記H形ブリッジ回路を制御する制御回路とを備え、前記H形ブリッジ回路は、高位電源端子を前記コイルの一端に接続する第1スイッチと、低位電源端子を前記コイルの一端に接続する第2スイッチと、前記高位電源端子を前記コイルの他端に接続する第3スイッチと、前記低位電源端子を前記コイルの他端に接続する第4スイッチとからなり、前記制御回路は、入力される開度指令信号により前記各スイッチを所定周期で開閉する制御を行う双方向性流量制御弁の駆動回路において、前記制御回路は、前記第1、第4スイッチをオンし、前記第3、第2スイッチをオフする正方向通電モードと、前記第1、第4スイッチをオフし、前記第3、第2スイッチをオンする逆方向通電モードとを一定のキャリヤ周波数で交互に繰り返すとともに、前記無通電時の中間開度に相当する開度を得る場合に前記両モードの双方向通電実施時間を等しくし、前記無通電時の中間開度より開度を増加する場合に前記正方向通電モードの実施時間を増加するとともに前記逆方向通電モードの実施時間を減少して前記コイルへの一方向の平均通電電流を増加し、前記無通電時の中間開度より開度を減少する場合に前記正方向通電モードの実施時間を減少するとともに前記逆方向通電モードの実施時間より増加して前記コイルへの反対方向の平均通電電流を増加するものであることを特徴とする双方向性流量制御弁の駆動回路。
IPC (3件):
F16K 31/06 310 ,  F16K 31/06 340 ,  H01F 7/18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-066762
  • 特開昭50-063527
  • 特開平4-190678

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