特許
J-GLOBAL ID:200903053418576342

永久磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-302303
公開番号(公開出願番号):特開平7-130522
出願日: 1993年11月08日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 高い熱安定性が安定して得られ、しかも、磁気特性、特に最大エネルギー積の高いR-T-B系焼結永久磁石(Rは希土類元素、Tは、Fe、または、FeならびにCoおよび/またはNi)を提供する。【構成】 主相用および粒界相用の各母合金の粉末の混合物を成形、焼結して磁石を製造するに際し、主相用母合金(R2 T14B)と、R、T’(T’は、Fe、CoおよびNiの1種以上)およびM(Mは、Sn、InおよびGaの1種以上)を含有し、R6 T’13Mを中心とする組成を有する粒界相用母合金を用いる。Mは熱安定性を向上させるが、磁気特性を低下させる。しかし、このような粒界相用母合金を用いることにより、磁気特性の低下を抑えることができる。
請求項(抜粋):
主相用母合金の粉末と粒界相用母合金の粉末との混合物を成形した後、焼結することにより、R(Rは、Yを含む希土類元素の少なくとも1種である)、T(Tは、Fe、または、FeならびにCoおよび/またはNiである)およびBを主成分とし、実質的にR2 T14Bから構成される主相を有する永久磁石を製造する方法であって、前記主相用母合金が、実質的にR2 T14Bから構成される主相と、R2 T14BよりもRの含有率が高いRリッチ相を主体とする結晶粒界とを有し、前記粒界相用母合金が、R、T’(T’は、Fe、CoおよびNiの少なくとも1種である)およびM(Mは、Sn、InおよびGaの少なくとも1種である)を含有し、これらの含有量が、R:40〜65重量%、T’:30〜60重量%、M:1〜12重量%であることを特徴とする永久磁石の製造方法。
IPC (2件):
H01F 1/08 ,  H01F 1/053
FI (2件):
H01F 1/08 A ,  H01F 1/04 H
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る