特許
J-GLOBAL ID:200903053419728294

ファイルサーバの選択システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250144
公開番号(公開出願番号):特開平7-084855
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 ファイルサーバを各コンピュータからのアクセス時間,費用等の面から最適に選択し得るファイルサーバの選択システムを提供する。【構成】 個々のファイルについてアクセスした相手側コンピュータを特定すると共にそれらとの間の論理的距離及びアクセス回数を計測するアクセス頻度計測部13と、自身または他のコンピュータで計測された情報を基に個々の相手側コンピュータについて自身との間の論理的距離とアクセス回数とを乗じたアクセス頻度及びそれらを加算したアクセス頻度指標を求めるアクセス頻度管理テーブル12と、自身及び他のコンピュータで求められたアクセス頻度指標を所定のアルゴリズムに従って比較して一つのコンピュータを新たなファイルサーバに決定するファイル転送部15と、ファイルサーバに決定したコンピュータにファイル実体を転送するファイル転送部15とを複数のコンピュータそれぞれに備えている。
請求項(抜粋):
ネットワークを介して接続された複数のコンピュータの内のいずれかをファイル実体が位置すべきファイルサーバとして選択するファイルサーバの選択システムにおいて、前記複数のコンピュータはそれぞれ、自身がファイルサーバである場合に、個々のファイルそれぞれについて、それぞれに対してアクセスした相手側コンピュータを特定すると共に、特定された相手側コンピュータとの間の論理的距離及びアクセス回数を計測するアクセス頻度計測手段と、前記アクセス頻度計測手段により計測された情報または他のコンピュータのアクセス頻度計測手段により計測された情報を基に、個々の相手側コンピュータについて自身との間の論理的距離とアクセス回数とを乗じたアクセス頻度を求め、更にそれらを加算したアクセス頻度指標を求めるアクセス頻度記録手段と、自身及び他のコンピュータのアクセス頻度記録手段により求められたアクセス頻度指標を所定のアルゴリズムに従って比較することにより、前記複数のコンピュータの内のいずれかを対象ファイルが位置すべきファイルサーバとして決定するファイル実体位置決定手段と、新たなファイルサーバとして決定されたコンピュータにファイル実体を転送するファイル転送手段とを備え、ファイルサーバであるコンピュータは、自身のアクセス頻度計測手段により自身にファイル実体が位置するファイルに対するアクセス頻度を計測すると共に自身のアクセス頻度記録手段によりアクセス頻度指標を求め、ファイルサーバでないコンピュータは、ファイルサーバであるコンピュータのアクセス頻度計測手段により計測された情報を受け取って自身のアクセス頻度記録手段により自身との間の論理的距離とアクセス回数とを乗じたアクセス頻度を求め、更に自身のアクセス頻度記録手段によりそれらを加算したアクセス頻度指標を求め、各コンピュータのファイル実体位置決定手段により新たなファイルサーバとなるべきコンピュータを決定し、それまでファイルサーバであったコンピュータは、新たにファイルサーバとして決定されたコンピュータへ自身のファイル転送手段によりファイル実体を転送することを特徴とするファイルサーバの選択システム。
IPC (2件):
G06F 12/00 545 ,  G06F 15/16 370
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-322338

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