特許
J-GLOBAL ID:200903053420635917

ドラムブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230913
公開番号(公開出願番号):特開平10-078058
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】本発明は摩擦材をブレーキドラムに圧接することにより制動力を得る構成とされたドラムブレーキ装置に関し、全温度領域において確実な制動を行なうことを課題とする。【解決手段】摩擦材が配設されたブレーキシューをブレーキドラム14に圧接して制動力を得る構成とされたドラムブレーキ装置において、摩擦材を通常温度領域において最大摩擦係数を有する通常用ブレーキライニング7,8 と、この通常温度領域より高い温度領域にて通常用ブレーキライニング7,8 の有する摩擦係数より高い摩擦係数を有する緊急用ブレーキライニング9,10とにより構成する。また、通常用ブレーキライニング7,8 をブレーキドラム14に圧接する第1の押圧手段25,28 と、ブレーキ操作力が所定値以上となった場合に緊急用ブレーキライニング9,10をブレーキドラム14に圧接する第2の押圧手段24,26,29とを設ける。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作力により、車体に取り付けられると共に摩擦材が配設されたブレーキシューを車輪と一体的に回転するブレーキドラムに圧接することにより制動力を得る構成とされたドラムブレーキ装置において、前記摩擦材を、所定の温度領域において最大摩擦係数を有する第1の摩擦材と、前記所定の温度領域より高い温度領域にて前記第1の摩擦材の有する摩擦係数より高い摩擦係数を有する第2の摩擦材とにより構成し、かつ、前記第1の摩擦材を前記ブレーキドラムに圧接する第1の押圧手段と、前記ブレーキ操作力が所定値以上となった場合に前記第2の摩擦材を前記ブレーキドラムに圧接する第2の押圧手段とを設けたことを特徴とするドラムブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 51/32 ,  B60T 8/00
FI (2件):
F16D 51/32 ,  B60T 8/00 Z

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