特許
J-GLOBAL ID:200903053422052595

エレベータ乗りかご内の異常振動検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-303817
公開番号(公開出願番号):特開平5-116856
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 乗りかごに異常振動が発生すると、異常振動のデータ、発生時刻及び対応する乗りかごの走行データを記録し、異常振動の発生原因の究明と、異常振動の未然防止の対策の検討とが可能なエレベータ乗りかご内の異常振動検出装置の提供。【構成】 乗りかご1の加速度の時間微分値を演算する演算手段22、この演算値の最大値が基準値を越えると異常振動発生と判定する判定手段25、乗りかごの走行開始から着床までの単位走行区間で異常振動が発生すると、異常振動のデータと走行データとを記憶手段26に格納する制御手段を設ける。【効果】 異常振動発生のメカニズムを解明して異常振動のないエレベータの設計のデータが供給され、ガバナの誤動作を防止することができ、さらには異常振動を起こした加害利用客を特定することが可能になる。
請求項(抜粋):
乗りかごの加速度を検出する加速度検出器と、この加速度検出器の検出値に基づいて、前記乗りかごの加速度の時間微分値を演算する演算手段と、前記時間微分値の最大値が、予め設定した基準値を越える異常振動発生の判定をする判定手段と、前記最大値及び前記乗りかごの走行データを記憶する記憶手段と、エレベータ扉が閉じて前記乗りかごが走行を開始してから、前記乗りかごが着床し、エレベータ扉が開くまでの単位走行区間内に、前記判定手段が異常振動の発生の判定をすると、当該走行区間内での前記最大値、当該最大値の発生時刻及び前記乗りかごの走行データを前記記憶手段に格納する制御手段とを有することを特徴とするエレベータ乗りかご内の異常振動検出装置。
IPC (2件):
B66B 5/02 ,  B66B 3/00

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