特許
J-GLOBAL ID:200903053424953298

ベータゼオライト触媒を使用する有機芳香族化合物のアルキル化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-512671
公開番号(公開出願番号):特表2002-515045
出願日: 1997年08月14日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】調製したベータゼオライトを蒸留反応ゾーン中に触媒蒸留構造物として含んだ蒸留塔反応器にて有機芳香族化合物とC2〜C20オレフィンとを接触させて、前記固定床においてオレフィントと芳香族化合物とを反応させることと、得られたアルキル化有機生成物を未反応物質から分別することを同時的に行うことによって有機芳香族化合物をアルキル化するための方法。触媒蒸留構造物は、触媒作用部位と蒸留部位の両方の機能を果たす。
請求項(抜粋):
(a) (i) ゼオライトベータ触媒蒸留構造物の固定床を蒸留反応 ゾーン中に含んだ蒸留塔反応器において、過剰の有機芳香族化合物とC2〜 C20オレフィンとを接触させ、これによって前記有機芳香族化合物と前記オ レフィンとを接触的に反応させてアルキル化生成物を形成させること、及び (ii) 得られたアルキル化生成物と、未反応の有機芳香族化合物および オレフインとを前記固定床において分別すること を同時的に行う工程; (b) 前記固定床より下の箇所にて、前記蒸留塔反応器から前記アルキル 化生成物を取り出す工程; (c) 未反応芳香族化合物の少量の流れをオーバーヘッドとして取り出す 工程;および (d) 前記芳香族化合物オーバーヘッドを凝縮させ、前記芳香族化合物オ ーバーヘッドの実質的に全てを還流物として戻す工程;を含む、有機芳香族化合物をアルキル化するための方法。
IPC (3件):
C07C 2/66 ,  C07C 15/02 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C 2/66 ,  C07C 15/02 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-161230

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