特許
J-GLOBAL ID:200903053427629076
電池劣化量表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-322970
公開番号(公開出願番号):特開平6-176799
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 記憶値の更新が行いやすく、表示精度の高い電池劣化量表示装置。【構成】 放電電流の増加に比例して検出電圧を下げる補正を行い、一定の残量値で警報出力を発するようにするとともに、充電完了から最初の警報検出まで途中で充電することなしに放電した場合の放電電気量の積算値を前記の警報検出時の残量値が決まる値、例えばこの残量値が10%なら1-0.1=0.9で除した値を最新容量とすることで、電池の正確な最新容量の更新が高頻度でできる、電池劣化量表示装置。
請求項(抜粋):
2次電池の充放電電流を微少電圧に変換する電流検出抵抗と、前記電流検出抵抗の両端に発生する微少電圧を充電用演算増幅器および放電用演算増幅器にてそれぞれ増幅してその結果をそれぞれ信号出力する充放電電流検出手段と、2次電池の電圧と前記充放電電流検出手段の放電電流出力を入力とし放電電流の増加に比例して電池電圧の低下検出値を下げる補正を行うことで放電電流の値によらず所定の残量値で警報を出力することができる残量警報手段と、2次電池の温度を検出してその結果を信号出力する温度検出手段と、前記充放電電流検出手段の充電電流出力および放電電流出力と前記温度検出手段の信号出力を入力とし充電か放電か待機かの状態判定を行い、放電の場合は放電電流出力値に所定の時間を乗じて放電電気量を算出するとともに放電電流出力値と電池温度とにより決まる放電効率を前記電気量に乗じて最終的な電気量とし、待機の場合は予め温度別に与えられている前記2次電池の自己放電電気量と劣化量表示装置の消費電気量のデータの中から温度に見合ったデータを選択して電気量とする電気量算出手段と、2次電池の充電完了を検出することで信号出力をセットし充電の開始により信号出力をリセットする充電完了検出手段と、前記充電完了検出手段の信号出力がセット状態の場合には前記所定の時間毎に前記電気量算出手段より出力される放電電気量の積算を行い、前記充電完了検出手段の信号出力がリセット状態の場合は積算値をゼロにする放電電気量積算手段と、前記充電完了検出手段の信号出力がセット状態で前記残量警報手段より充電後初めての警報が信号出力された場合に前記放電電気量積算手段の積算値を前記残量警報手段の所定の残量値により決まる数(前記所定の残量値が10%である場合は1-0.1=0.9)で除した値を最新の電池容量として記憶する容量記憶手段と、前記2次電池の定格容量を記憶しておく定格値記憶手段と、前記容量記憶手段の記憶値と前記定格値記憶手段の記憶値を信号入力とし、前記容量記憶手段の記憶値の前記定格値記憶手段の記憶値に対する割合により劣化量値を決定する容量比較手段と、前記容量比較手段で決定された劣化量値に基づいて劣化量を段階的に表示する表示手段とを備えた電池劣化量表示装置。
IPC (2件):
前のページに戻る