特許
J-GLOBAL ID:200903053428566507

新形成の治療及び予防のための細胞障害ウイルス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-519294
公開番号(公開出願番号):特表平8-507076
出願日: 1994年02月16日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】ウイルス-ベース療法により新形成症状を治療するための方法及び組成物を提供する。p53又はRBに結合し、そして/又はこれを失活させるウイルス・タンパク質を欠く突然変異体ウイルスを、p53及び/又はRB機能を欠いた細胞を含んで成る新生物をもつ患者に投与する。この突然変異体ウイルスは、新形成細胞内の複製表現型を実質的に作り出すことができるが、本質的に正常なp53及び/又はRB機能をもつ非-複製性の非-新形成細胞内で複製表現型を実質的に作り出すことができない。新形成細胞内での複製表現型の優位な生成は、直接的にか又はウイルス複製表現型を発現する細胞内での細胞遺伝子の発現によるかのいずれかにより、新形成細胞の優先的な殺生をもたらす。
請求項(抜粋):
細胞集団内で新形成細胞を排除するための方法であって: 感染条件下、(1)機能的腫瘍サプレッサー遺伝子産物に結合することができる発現ウイルス癌タンパク質を欠く組換え体複製欠陥アデノウイルスを、(2)ウイルス癌タンパク質と結合複合体を形成することができる上記機能的腫瘍サプレッサー遺伝子産物を含む非-新形成細胞及び上記機能的腫瘍サプレッサー遺伝子産物を欠く新形成細胞を含んで成る細胞集団に、接触させ、それにより、感染細胞集団を生成する、段階を含んで成る方法。
IPC (5件):
A61K 48/00 ,  A61K 31/70 ,  A61K 35/76 ADU ,  C12N 5/10 ,  C12N 7/00

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