特許
J-GLOBAL ID:200903053430784163
複層鋼およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
富田 和夫
, 鴨井 久太郎
, 影山 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-083454
公開番号(公開出願番号):特開2009-235492
出願日: 2008年03月27日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】層間の界面剥離強度が高く、強度-延性バランスにすぐれた複層鋼およびその製造方法を提供する。【解決手段】オーステナイト組織又はフェライト組織を主体とする引張強さTS1が1200MPa以下の鋼からなる第1の層と、マルテンサイト組織を主体とする引張強さTS2が1200MPa以上の鋼からなる第2の層を互いに積層し、第1の層を表層として3層以上を積層一体化した複層鋼において、第1の層と第2の層との界面には、熱間圧延、冷間圧延、熱処理により、第1の層と第2の層が拡散して新たに形成された結晶粒内に、長径が1μm以下のSi系酸化物、Cr系酸化物等の酸化物が列状に並んだ界面結晶組織を形成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
オーステナイト組織又はフェライト組織が最大の体積分率を占め、引張強さTS1が1200MPa未満の鋼からなる第1の層と、マルテンサイト組織が最大の体積分率を占め、引張強さTS2が1200MPa以上の鋼からなる第2の層を互いに積層し、さらに、上記第1の層を表層として合計3層以上を積層一体化してなり、前記第1の層と前記第2の層との初期積層界面は複層鋼の結晶粒内または結晶粒界に位置しており、該初期積層界面には、Si系酸化物、Cr系酸化物、SiCr複合酸化物の一種または二種以上が分散し、かつ、該酸化物相互の間は連続的に金属結合している界面結晶組織を有し、複層鋼全体としての引張強さが900MPa以上で引張強さと全伸びの積が20000MPa・%以上であり、界面剥離強度が10N/mm以上であることを特徴とする複層鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/04
, C22C 38/58
, B32B 15/01
, B21B 1/22
FI (7件):
C22C38/00 301A
, C22C38/00 302Z
, C22C38/00 302A
, C22C38/04
, C22C38/58
, B32B15/01 A
, B21B1/22 B
Fターム (16件):
4E002CB01
, 4E002CB10
, 4F100AB03A
, 4F100AB03B
, 4F100AB03C
, 4F100AB03K
, 4F100BA03
, 4F100BA06
, 4F100JK02
, 4F100JK02A
, 4F100JK02B
, 4F100JK06
, 4F100JK08
, 4F100YY00
, 4F100YY00A
, 4F100YY00B
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (4件)
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高強度クラッド鋼板の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-040153
出願人:新日本製鐵株式会社
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特開平4-263016
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特開平2-115349
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クラッド鋼管
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-000365
出願人:日本鋼管株式会社
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