特許
J-GLOBAL ID:200903053433874341

使い捨て溶血検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-522920
公開番号(公開出願番号):特表平10-513259
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】患者の血液のサンプルから溶血を検出する方法と装置。固定容積の密封チャンバーが血液のサンプルを収納するために設けられている。密封チャンバーは、一定量の空気が存在するために生じる内圧をチャンバー内部に有する。血液のサンプルを含むある量の流体は、密封チャンバー内に収納される。そのサンプルは密封チャンバー内に収納されているが、その流体をチャンバー内に収納すると、一定量の空気を密封チャンバー内部で保持することにより密封チャンバーの内圧が上昇内圧に上がる。内圧が上昇するとチャンバー内の血液サンプルの血漿部分が、チャンバーの1面の少なくとも一部を構成する膜を透過する。サンプルの試験量の血漿部分が膜を透過した後、その試験量の血漿部分を溶血検出手段に収納し、その溶血検出手段に収納した試験量に関連する色によって溶血状態が検出される。
請求項(抜粋):
血液のサンプルから血漿を検出するための装置であって、 (A)ある量の空気の存在によって生じる内圧を内部に有する密封チャンバーと、 (B)前記密封チャンバーは、ある量の流体を前記密封チャンバー内に収納するための手段を有し、前記ある量の流体を収納するための前記手段は、前記ある量の流体を前記密封チャンバー内に収納すると前記ある量の空気を前記密封チャンバーに保持することによって前記流体を前記密封チャンバー内に収納されるように前記内圧をそれ以上の内圧に上げるための手段を含み、 (C)前記密封チャンバーの1面の少なくとも形成するための膜であって、前記膜は、前記内圧が前記上昇内圧に等しい場合に前記密封チャンバーの前記サンプルの血漿を透過し、前記膜は前記サンプルの血液細胞を通さない膜と、 (D)試験量の前記血漿が前記膜を透過した後、前記サンプルの試験量の血漿部分を収納し、前記試験量の血漿部分に関連する色相に従って溶血状態を検出するために、前記密封チャンバーの外側に配置される溶血検出手段を備えた装置。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  B01D 61/14 500 ,  G01N 33/50
FI (3件):
G01N 33/48 H ,  B01D 61/14 500 ,  G01N 33/50 L

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