特許
J-GLOBAL ID:200903053437058670

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-329255
公開番号(公開出願番号):特開平6-173746
出願日: 1992年12月09日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 非同期噴射時のリース失火、および、リッチ失火による未燃HCの排出をなくすこと。【構成】 エンジン始動時、または、加速時に非同期噴射を行うとき、吸気弁が閉じることにより噴射燃料が分割されるかどうかを判断する。そして、分割されないと判断されたときは、通常どおりの燃料噴射を行う。分割されると判断されたときは、燃料が分割される割合を計算する。この結果より、燃料噴射の所定量が気筒内に吸気されると判断されたときは燃料噴射を行う。さらに、吸気されなかった燃料の量を算出し、その分だけ次回の噴射燃料量を減量する。また、所定量以上が吸気されないと判断されたときは、燃料噴射を行わないようにする。
請求項(抜粋):
クランク角を検出するクランク角検出手段と、前記クランク角検出手段により検出されたクランク角と同期して吸気マニホールドに各気筒毎に燃料の同期噴射を行う同期噴射手段と、内燃機関の各気筒の吸気弁が閉じるときに対応したクランク角位置を事前に検出する吸気弁閉弁タイミング検出手段と、前記内燃機関始動時と加速時との少なくとも一方で各気筒の前記吸気マニホールドに燃料の非同期噴射を行う非同期噴射手段と、前記非同期噴射手段により行われる非同期噴射が開始される前に非同期噴射開始時と非同期噴射終了時とのクランク角を算出する非同期噴射クランク角算出手段と、前記吸気弁閉弁タイミング検出手段により事前に検出されたクランク角位置と前記非同期噴射クランク角算出手段により算出されたクランク角とにより、前記非同期噴射手段により行われる非同期噴射が前記吸気弁の閉弁により分割されるかどうかを判別する噴射燃料分割判別手段と、前記噴射燃料分割判別手段により噴射燃料が分割されると判別されたときには、燃料噴射を禁止する第一の燃料噴射制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/34 ,  F01L 3/24 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/06 330 ,  F02D 41/10 330 ,  F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 364

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