特許
J-GLOBAL ID:200903053440630016

両回転方向の回転運動を伝達するための伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-016429
公開番号(公開出願番号):特開平5-187512
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 従来に比べて組込み空間が著しく小さく、しかもより少数の部品点数から成り、したがってより少ない費用で製作することができ、かつ特に組込み所要スペースがより小さいように伝動装置を構成する。【構成】 フリーホィール機構の締付け体10,11が一方で機枠固定のハブ1上を滑動し、かつフリーホィール機構の締付け体を締付けるための斜面17,18がハブを包囲したリング15の内面に形成されており、リングが周囲の被動歯車6と固定的に結合されていて、しかも突出部20を有しており、締付け体を締付け位置から移動せしめるために突出部が駆動歯車2の爪13の切欠19へ係合していることである。
請求項(抜粋):
両回転方向の回転運動を伝達するための伝動装置であって、駆動側から被動側への力の流れで両回転方向で自在に回転可能であり、かつ逆の力の流れでロックするような空転と制動を行いかつ各1対の締付け体から成る、両回転方向で働くフリーホィール式機構を備えており、締付け体がばね弾性部材によってくさび面へ押圧されてロック位置へもたらされており、かつ駆動歯車の回転に際してこれと結合された爪によってロック位置から押出されるように構成された形式のものにおいて、フリーホィール機構の締付け体(10,11)が一方で機枠固定のハブ(1)上を滑動し、かつフリーホィール機構の締付け体(10,11)を締付けるための斜面(17,18)がハブ(1または27)を包囲したリング(15)の内面に形成されており、リングが周囲の被動歯車(6)と固定的に結合されていて、しかも突出部(20)を有しており、締付け体(10,11)を締付け位置から移動せしめるために突出部が駆動歯車(2)の爪(13)の切欠(19)へ係合していることを特徴とする、両回転方向の回転運動を伝達するための伝動装置。

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