特許
J-GLOBAL ID:200903053445764673

プラズマ切断部の疲労特性に優れた鋼材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-290053
公開番号(公開出願番号):特開2001-107175
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 プラズマ切断ままでも繰り返し応力が作用する部材として用いることができる鋼材が存在しない。【解決手段】 C:0.01〜0.2 %、Si:0.1 〜0.6 %、Mn:0.4 〜1.60%、Cr:0.01〜0.6 %、Mo:0.01〜0.5 %、Nb:0.01〜0.06%および/またはTi:0.005 〜0.03%を含有する鋼組成を有するとともに、焼入性指数Dlが18以上であって、プラズマ切断面の硬化層部におけるオーステナイト粒径が20μm以下である組織を有する鋼材である。プラズマ切断部の疲労特性が優れており、プラズマ切断ままでも繰り返し応力が作用する部材として用いることができる。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.01〜0.2 %、Si:0.1 〜0.6 %、Mn:0.4 〜1.60%、Cr:0.01〜0.6 %、Mo:0.01〜0.5 %、Nb:0.01〜0.06%および/またはTi:0.005 〜0.03%を含有する鋼組成を有するとともに、下記(1) 式により規定される焼入性指数Dlが18以上であって、プラズマ切断されることにより形成されるプラズマ切断面の硬化層部におけるオーステナイト粒径が20μm以下である組織を有することを特徴とするプラズマ切断部の疲労特性に優れた鋼材。 Dl=DIC×DISi ×DIMn ×DICr ×DIMo ・・・・・・・(1) ただし、符号DICは炭素量の基本値を示し、符号DISi はSiの焼入性指数 (1+0.7 ×Siの質量%) を示し、符号DIMn はMnの焼入性指数 [Mn含有量が1.2 %以下の場合は (1+0.33×Mnの質量%) であり、Mn含有量が1.2 %超の場合は (5+5.1 ×[Mn の質量%-1.2]) である] を示し、符号DICr はCrの焼入性指数(1+2.16×Crの質量%) を示し、符号DIMo はMoの焼入れ性指数 (1+3 ×Moの質量%) を示す。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58
Fターム (17件):
4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD01 ,  4K032CD05

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