特許
J-GLOBAL ID:200903053446457308

冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-181407
公開番号(公開出願番号):特開平9-033139
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 受液器一体型冷媒凝縮器3の受液器本体9の必要容量のうち、サイトグラス4の泡消えに必要とすることで受液器本体9の小型化を図る。【解決手段】 受液器一体型冷媒凝縮器3の過冷却器本体58よりも下流側に冷媒配管7を介してサイトグラス4を接続して冷凍サイクル1を構成した。そして、冷凍サイクル1の運転条件の違いによる冷媒変動分V1 と冷凍サイクル1からの冷媒洩れに対する余裕分V2 との和からサイトグラス4の泡消えに必要な冷媒量V3 を減じることにより、受液器一体型冷媒凝縮器3の受液器本体9の必要容量VR を求める。このように受液器本体9の内容積をサイトグラス4の泡消えに必要な冷媒量V3 分だけ小さくしても、冷凍サイクル1内に十分な冷媒が封入されているならば、受液器本体9から流出した気泡状の気相冷媒は過冷却器本体58で全て液化され、サイトグラス4に気泡状の気相冷媒が到達しなくなる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する冷媒圧縮機と、この冷媒圧縮機より流入した冷媒を凝縮させる複数の凝縮用チューブ部、およびこれらの凝縮用チューブ部より流入した冷媒を合成させる冷媒合成部を有する冷媒凝縮器と、この冷媒凝縮器の冷媒合成部より流入した冷媒を気液分離して液相冷媒のみ流出させる受液器と、この受液器より流入した冷媒を分配する冷媒分配部、およびこの冷媒分配部より分配された冷媒を過冷却する過冷却用チューブ部を有する過冷却器と、この過冷却器より流入した冷媒の状態を観察するためのサイトグラスと、このサイトグラスより流入した冷媒を膨張させる温度作動式膨張弁と、この温度作動式膨張弁より流入した冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器とを備えた冷凍サイクルであって、前記受液器の必要容量をVR 、前記冷媒凝縮器の容量と前記過冷却器の容量との和をVCOND、前記冷媒蒸発器の容量をVEVA 、前記過冷却用チューブ部の容量をVSC、前記冷媒合成部の容量と前記冷媒分配部の容量との和をVh としたとき、 V1 =1.52×10-3・VCOND(cc)+34.3×10-3・VEVA (cc) V2 =170(cc) V3 =0.65×(Vh +VSC)(cc) VR ≧0.8×(V1 +V2 -V3 )(cc) VR ≦1.2×(V1 +V2 -V3 )(cc)の関係を満足することを特徴とする冷凍サイクル。
FI (2件):
F25B 39/04 S ,  F25B 39/04 C

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