特許
J-GLOBAL ID:200903053449530758
混入した酸の精製方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-521932
公開番号(公開出願番号):特表平11-502460
出願日: 1996年01月15日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】多価金属塩を混入した酸は、酸吸着ユニット(ASU)及びナノフィルトレーション(NFU)での処理を含む方法で精製される。供給溶液はまずASUに送られ、一方は酸濃度が高く他方は金属塩濃度が高い2種類の溶液を生成する。高酸濃度溶液は、NFUにおいて処理されて酸最終生成物及び該NFUの供給溶液に再循環される金属塩排除溶液を生成する。また、高金属塩溶液はNFUにおいて処理され、その透過物は溶出液としてASUに再循環される。別の配置においては、供給溶液はまずNFUに送られる。全ての例において、NFUからの膜排除溶液は、金属塩濃度を高めるために再循環される。第2NFUは、高金属塩濃度を含む該ASUからの溶液を処理するために用いられる。
請求項(抜粋):
多価金属塩と酸を含む供給溶液において多価金属塩を酸から分離する方法であって、下記の工程: (a)前記金属塩と酸を含む第1溶液を酸吸着ユニットにおいて処理して前記第1溶液より低い酸濃度を有する第2溶液を生成する工程; (b)酸を前記酸吸着ユニットから除去して第3溶液を生成する工程; (c)前記第2溶液及び第3溶液の1種を膜分離ユニットにおいて処理して金属塩濃度の低下した第4溶液、及び前記第4溶液より高い金属塩濃度を有する膜排除溶液を生成する工程;及び (d)前記第4溶液を収集する工程; を含み、該供給溶液は(i)前記第1溶液として該酸吸着ユニットに送られるか或いは(ii)前記第3溶液と混合され、その合わせた溶液は工程(c)を行う該膜分離ユニットに送られ、その場合には工程(c)から得られた前記膜排除溶液が前記第1溶液として該酸吸着ユニットに送られる方法。
IPC (4件):
B01J 41/04 ZAB
, B01D 61/14 500
, B01D 61/16
, B01D 61/18
FI (4件):
B01J 41/04 ZAB H
, B01D 61/14 500
, B01D 61/16
, B01D 61/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭50-105546
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特開昭51-131806
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