特許

J-GLOBAL ID：200903053459352483

活性酸素抑制組成物

発明者： 西野 親生 ,  稲田 竜平 ,  錦織 浩二 ,  中島 優哉 ,  江連 智暢 ,  難波 隆二郎 ,  菊地 淳 ,  木村 朋子 ,  梶川 善充 ,  渡辺 禅
出願人/特許権者： 株式会社資生堂
代理人 (1件)： 石田 敬 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-163884
公開番号（公開出願番号）：特開平8-026902
出願日： 1994年07月15日
公開日（公表日）： 1996年01月30日
要約：

【要約】【目的】 臓器保存液における活性酸素による細胞障害を防止することなどに有用な活性酸素産生に対する抑制作用を示す活性酸素抑制組成物を開発する。【構成】 (I)ピコリン酸誘導体を配位子とする配位錯体並びに(II)(i)電解質、(ii)マンニトール及び(iii)ヒドロキシエチル澱粉、特に水溶液1リットル当り、Na+ 10〜30mg当量、K+ 70〜140mg当量、H3 PO4 -及び/もしくはHPO4 --20〜35mg当量、炭酸もしくは炭素数2〜3の有機酸アニオン5〜15mg当量、グルコン酸アニオン80〜110mg当量、マンニトール5〜30g並びにヒドロキシエチル澱粉30〜80gを含む浸透圧が310〜410mOsm/リットルでpHが7.1〜7.7の水溶液を有効成分として含む活性酸素抑制組成物。

請求項（抜粋）：

(i)式(I)【化1】(上式中、R1 およびR2 は、独立して水素原子、炭素原子1〜12個のアルキル基、炭素原子1〜12個のアルキルオキシ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基または炭素原子2〜6個の低級アシルオキシ基を表し、そしてMは、Cu,MnおよびZnから選ばれる中心原子を表す)で示される配位錯体並びに(ii)(1)電解質(2)マンニトール及び(3)ヒドロキシエチル澱粉を含み、浸透圧310〜410mOsm/リットルでpHが7.1〜7.7の水溶液を有効成分として含む活性酸素抑制組成物。

IPC (3件)：

A01N 1/02 ,  A61K 31/555 ADS ,  C07M 1:00