特許
J-GLOBAL ID:200903053461403915

偏光感受型光スペクトル干渉コヒーレンストモグラフィー装置及び該装置による試料内部の偏光情報の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光田 敦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-217274
公開番号(公開出願番号):特開2004-028970
出願日: 2002年06月21日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】複屈折分布を含む魚の骨や人間の皮膚といった生物試料の断面構造の計測について、従来のOCT計測では得ることができなかった複屈折分布を含む微細な構造を確認可能とする。【解決手段】参照光と物体光の偏光状態を、それぞれ水平直線偏光、垂直直線偏光、45°直線偏光、右回り円偏光の4通りのいずれかに選択的に調整し、それぞれの偏光状態をビームスプリッター10で組み合わせて4通り×4通りの16通りの組み合わせた状態で、回折格子20及びレンズから成る分光器を通し、その干渉縞をCCDカメラ22で撮影して16枚のコヒーレンストモグラフィー像を取得し、これらの16枚のコヒーレンストモグラフィー像から、試料の偏光特性を表示することができるミュラー行列の各成分を求めることにより、試料内部の偏光情報の測定を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入射光の入射光路上に設けられ、該入射光の偏光状態を、互いに異なる4通りの偏光状態のいずれかに選択的に調整可能な入射光学系と、 上記入射光路上に設けられ、上記4通りの偏光状態のいずれかに選択的に調整された入射光を参照光と計測対象とする試料に対する入射光とに分けるビームスプリッターと、 上記参照光の偏光状態を、上記4通りの偏光状態のいずれかに選択的に調整して上記ビームスプリッターに戻して透過させるための参照光光学系と、 それぞれの4通りの偏光状態に調整された上記参照光と上記試料から反射されてきた物体光とを互いに組み合わせて4通り×4通りの16通りの組み合わせた状態で、参照光と物体とを干渉させる回折格子及びレンズから成る分光器と、 上記干渉で生じたスペクトル干渉縞を撮影して16枚のコヒーレンストモグラフィー像を取得するCCDカメラとを備え、 上記物体光のうち参照光と同じ偏光成分に基づく信号を取り出すことを特徴とする偏光感受型光コヒーレンストモグラフィー装置。
IPC (3件):
G01N21/17 ,  G01J4/04 ,  G01N21/21
FI (3件):
G01N21/17 620 ,  G01J4/04 Z ,  G01N21/21 Z
Fターム (25件):
2G059AA05 ,  2G059AA06 ,  2G059BB12 ,  2G059BB14 ,  2G059CC16 ,  2G059EE02 ,  2G059EE05 ,  2G059EE09 ,  2G059EE10 ,  2G059EE12 ,  2G059FF01 ,  2G059FF08 ,  2G059FF09 ,  2G059GG01 ,  2G059GG04 ,  2G059GG08 ,  2G059JJ01 ,  2G059JJ05 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ13 ,  2G059JJ19 ,  2G059JJ20 ,  2G059JJ22 ,  2G059KK04 ,  2G059MM01
引用文献:
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