特許
J-GLOBAL ID:200903053461627244

ハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110303
公開番号(公開出願番号):特開平8-286311
出願日: 1995年04月12日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】HeNeレーザー、赤色半導体レーザー、LEDを光源とするスキャナー、イメージセッターに対して高感度を有し、かつ処理後の残色にすぐれた超硬調な写真特性を有するハロゲン化銀写真感光材料を提供する。【構成】支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層がHeNeレーザー、赤色半導体レーザー、LED光源の波長に分光増感しうる少なくとも一種の分光増感色素を含有し、かつ該ハロゲン化銀乳剤層又は他の親水性コロイド層に一般式(H)で表わされるヒドラジン誘導体を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。A0 -NHNH-CO-R0 (H)R0 はジフルオロメチル基又はモノフルオロメチル基を表わし、A0 は特定置換基を有する芳香族基を表わす。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層が一般式(1)、(2)、(3)から選ばれる少なくとも一種の分光増感色素を含有し、かつ該ハロゲン化銀乳剤層又は他の親水性コロイド層に一般式(H)で表わされるヒドラジン誘導体を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。一般式(1)【化1】R1 はアルキル基を表す。Zは5員環または6員の含窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表す。DおよびDaは非環式または環式の酸性核を形成するのに必要な原子群を表す。L1 、L2 、L3 、L4 、L5 およびL6 はメチン基を表す。M1 は電荷中和対イオンを表し、m1 は分子内の電荷を中和させるために必要な0以上の数である。nは0または1を表す。一般式(2)【化2】Yは-S-または-O-であり、Z1 、Z2 、Z3 、Z4 およびZ5 の少なくとも2つは水溶性基を有する有機基を表す。水溶性基を有する前記有機基を表さないZ1 〜Z5 は、水素、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アリール基または置換アリール基を表し、Z6 及びZ7 は同じかまたは異なり、それぞれ、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アリール基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、の置換、無置換の基、水素、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシ基またはシアノ基を表し、Z6 、Z7 は一緒になって炭素環式環系を完結してもよく、前記環系はそれぞれZ6 、Z7 について示した前記置換基から選択された同じかまたは異なる1つ以上の置換基が担持できる。一般式(3)【化3】Z1 、Z2 は5員環または6員環の含窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表し、R1 及びR2 はアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基でR3 はR1 及びR2 と同じ置換基または置換アミノ基、アミド基、イミノ基、アルコキシ基、及びヘテロ環を表す。L1 〜L9 はメチン基を表し、m及びnは0、1または2及びpは0または1を表す。xは対イオンを表す。一般式(H)A0 -NHNH-CO-R0式中、R0 はジフルオロメチル基またはモノフルオロメチル基を表し、A0 は芳香族基を表す。ただし、A0 の有する置換基の少なくとも一つは、耐拡散性基、ハロゲン化銀への吸着促進基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、4級アンモニウム基、4級化された窒素原子を含む含窒素ヘテロ環基、エチレンオキシもしくはプロピレンオキシ単位を含むアルコキシ基、またはスルフィド結合もしくはジスルフィド結合を含む飽和ヘテロ環基であるか、またはこれらの基の少なくとも一つを含む置換基である。
IPC (3件):
G03C 1/22 ,  G03C 1/00 ,  G03C 1/06 501
FI (3件):
G03C 1/22 ,  G03C 1/00 B ,  G03C 1/06 501

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