特許
J-GLOBAL ID:200903053462562294

温度記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-004942
公開番号(公開出願番号):特開平11-201824
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 荷室のドア開閉時直後から設定温度復帰までに要する時間内での温度異常の無意味な警報の発生に起因した煩雑さや、その停止操作の繁雑さあるいは車両運転への悪影響などの問題を解決し、しかも荷室温度が適正な設定温度にまで復帰しないで積荷品質に対して損失を与える状態となる可能性が高くなった場合、つまり警報が本当に必要となった場合にのみ、それを確実に警報する。【解決手段】 荷室の温度が異常値であると判定された際に温度復帰予定時間カウント手段202が前記カウントを継続中である場合には警報を発生せず、前記温度が異常値であると判定された際に前記温度復帰予定時間カウント手段202が前記カウントを継続していない場合には前記警報を発生する警報発生手段300をその主要部に備えている。
請求項(抜粋):
温度制御が行なわれる荷室に荷物を積載する車両に搭載される温度記録装置であって、前記荷室の内部の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手段と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の時刻データと対応付けて記録する温度記録手段とを有する温度記録装置において、前記温度計測手段によって計測された前記荷室の内部の温度のデータを、前記荷物に対応して予め設定された適正範囲の値と比較して、該適正範囲内の値であるか否かを判定する温度異常判定手段と、前記荷室の荷物出入口に設けられた荷室ドアの開閉を検知する荷室ドア開閉検知手段と、前記荷室ドア開閉検知手段によって前記荷室ドアが開状態から閉状態となったことが検知された時点から、予め定められた温度復帰予定時間のカウントを開始し、該カウントが前記温度復帰予定時間に到達するまでの間は前記カウントを継続し、前記カウントが前記温度復帰予定時間に到達した後には前記カウントをリセットする温度復帰予定時間カウント手段と、前記温度のデータが前記適正範囲から外れた異常値であることが前記温度異常判定手段によって判定された場合に聴覚情報として警報を発生する警報発生手段であって、前記温度が異常値であると判定された際に前記温度復帰予定時間カウント手段が前記カウントを継続中である場合には前記警報を発生しない又は抑制し、前記温度が異常値であると判定された際に前記温度復帰予定時間カウント手段が前記カウントを継続していない場合には前記警報を発生する警報発生手段とを備えたことを特徴とする温度記録装置。
IPC (3件):
G01K 1/02 ,  F25D 11/00 101 ,  G07C 5/00
FI (3件):
G01K 1/02 R ,  F25D 11/00 101 F ,  G07C 5/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 冷凍・冷蔵庫監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-191143   出願人:日本コンテナアソート株式会社
  • 特開平4-316975

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