特許
J-GLOBAL ID:200903053466761674

内歯を備えた中空円筒体を塑性的に成形する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-319784
公開番号(公開出願番号):特開2000-153335
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】 円筒状の内歯を備えた大きい寸法の円形体を、後加工を可能な限り少なくし、削りくずを生ぜしめることなしに製造できるような押出し成形法を提供する。【解決手段】 リング状の周壁3と対応支承部4とを有するプレスダイ内に、中央孔を備えた円筒状の素材8を挿入し、前部に支承されたピン1bと、外周面に所望の内歯プロフィル6を備えた歯列形成工具1aとから成るプレスポンチ1を素材8内へプレスし、まず初めに、素材8の内径をわずかに下回ってこの内径にほぼ相当する直径を備えたピン1bを変形過程なしに素材8内に進入させ、次いで歯列形成工具1aを素材8内へ圧入し、ピン1bを対応支承部4の凹設部7内に進入させ、素材8の材料が押圧方向とは逆に流れ、先行するピン1bに基づき素材8の中空室内への流れ運動を防止するようにした。
請求項(抜粋):
プレスポンチを用いてプレスダイ内で内歯を備えた中空円筒体を塑性的に成形する方法であって、リング状の周壁(3)と対応支承部(4)とを有するプレスダイ内に、中央孔を備えた円筒状の素材(8)を挿入し、前部に支承されたピン(1b)と、外周面に所望の内歯プロフィル(6)を備えた歯列形成工具(1a)とから成るプレスポンチ(1)を、素材(8)内へプレスし、この場合まず初めに、素材(8)の内径をわずかに下回ってこの内径にほぼ相当する直径を備えたピン(1b)を、変形過程なしに素材(8)内に進入させ、次いで歯列形成工具(1a)を素材(8)内へ圧入し、ピン(1b)を対応支承部(4)の凹設部(7)内に進入させ、この際に素材(8)の材料が押圧方向とは逆に流れ、先行するピン(1b)に基づき素材(8)の中空室内への流れ運動を防止することを特徴とする、内歯を備えた中空円筒体を塑性的に成形する方法。
IPC (2件):
B21K 1/30 ,  F16H 55/17
FI (2件):
B21K 1/30 A ,  F16H 55/17 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-313442
  • 特開平4-313442
  • バルブスリーブの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-336881   出願人:本田技研工業株式会社
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