特許
J-GLOBAL ID:200903053467214618

鋼管周継手のガスシールドアーク溶接方法及びガスシールドアーク溶接用ワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-019041
公開番号(公開出願番号):特開平10-216934
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 スラグ被りを原因とするアーク不良の発生及び融合不良の発生を防止することができると共に、耐割れ性が優れていて、母材である鋼管とのなじみ性が良好である溶接金属を得ることができ、溶接能率を向上させることができる鋼管周継手のガスシールドアーク溶接方法及びガスシールドアーク溶接用ワイヤを提供する。【解決手段】 鋼管の周継手溶接において使用するガスシールドアーク溶接用ワイヤは、重量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.70〜1.00%、Mn:0.80〜1.60%、S:0.005〜0.025%及びO:0.002〜0.015%を含有すると共に、Mo:0.10〜0.40%、Ni:0.010〜0.100%、Cr:0.015〜0.500%及びAl:0.004〜0.050%からなる群から選択された少なくとも2種の元素を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる。また、この不可避的不純物のうち、Pが0.020%以下、Tiが0.15%以下、Nbが0.03%以下、Vが0.03%以下、Bが0.0010%以下に規制されている。
請求項(抜粋):
C:0.02乃至0.08重量%、Si:0.70乃至1.00重量%、Mn:0.80乃至1.60重量%、S:0.005乃至0.025重量%及びO:0.002乃至0.015重量%を含有すると共に、Mo、Ni、Cr及びAlからなる群から選択された少なくとも2種の成分を、2種以上の成分がMo:0.10乃至0.40重量%、Ni:0.010乃至0.100重量%、Cr:0.015乃至0.500重量%及びAl:0.004乃至0.050重量%を満足するように含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物のうち、Pが0.020重量%以下、Tiが0.15重量%以下、Nbが0.03重量%以下、Vが0.03重量%以下、Bが0.0010重量%以下に規制された組成を有するワイヤを使用して鋼管周継手を溶接する溶接方法であって、シールドガスとしてArガス及びCO2ガスを、前記Arガスのモル数[Ar]とCO2ガスのモル数[CO2]とのモル比([Ar]/[CO2])を9以下として混合したAr-CO2混合ガスを使用し、前記鋼管周継手の開先角度を0乃至20°、開先幅を4乃至10mm、溶接入熱を3乃至12(kJ/cm)とし、1層当たり1パスの積層法によって、下進溶接姿勢でストレート溶接することを特徴とする鋼管周継手のガスシールドアーク溶接方法。
IPC (7件):
B23K 9/028 ,  B23K 9/095 501 ,  B23K 9/16 ,  B23K 33/00 ,  B23K 35/30 320 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (7件):
B23K 9/028 C ,  B23K 9/095 501 G ,  B23K 9/16 J ,  B23K 33/00 A ,  B23K 35/30 320 A ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/58

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