特許
J-GLOBAL ID:200903053492052010

カンチレバーによる磁化検出を応用したパルス磁場による高磁場・高周波電子スピン共鳴(ESR)測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小倉 啓七 ,  本間 政憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-215203
公開番号(公開出願番号):特開2006-038500
出願日: 2004年07月23日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 従来の高周波の電子スピン共鳴(ESR)装置では、周波数が空洞共振器の大きさと依存しており、高周波化には限界があるという課題を解決する。【解決手段】 本発明では、試料をカンチレバーの先端にとりつけ、パルス磁場により強磁場を発生させ、電磁波を照射することで、試料中の不対電子の共鳴により生ずる磁化により、カンチレバーに働くモーメント力による撓み変位を測定するものである。カンチレバーの撓み変化を歪ゲージや光てこなどの装置で検出して電子スピン共鳴による物性の検出を可能とするものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
カンチレバーと、前記カンチレバーに取り付けられた試料にパルス磁場をかけるパルス磁場印加手段と、前記試料にミリ波,サブミリ波,テラヘルツなど高周波電磁波を照射させる電磁波印加手段と、前記カンチレバーの撓み量を検出する検出手段とを少なくとも備え、試料の電子スピン共鳴による磁気トルクの変化により発生するカンチレバーの撓み変位を検出することを特徴とするカンチレバー検出電子スピン共鳴測定装置。
IPC (2件):
G01N 24/10 ,  G01N 13/16
FI (2件):
G01N24/10 510L ,  G01N13/16 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
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