特許
J-GLOBAL ID:200903053494524726

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-358451
公開番号(公開出願番号):特開平6-200974
出願日: 1992年12月26日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 流体室の内圧を制御する振動板に対して、大きな駆動力を及ぼすことのできる駆動手段を備えた流体封入式防振装置を提供すること。【構成】 流体室32の壁部の一部を構成する振動板27の背後に、環状のギャップ部62を有するヨーク部材50を配設し、かかるギャップ部62を形成する径方向対向面に内側磁石58と外側磁石60を配すると共に、それら内外磁石58,60の対向面を略同一面積とし、且つ各磁石58,60の動作点における磁束密度を飽和磁束密度の略1/2に設定する一方、それら内外磁石58、60の対向面間に形成されたギャップ部62内にコイル68を変位可能に配設し、前記振動板27に連結することにより、該コイル68への通電にて該振動板27を加振するようにした。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具と第二の支持金具を、それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結せしめて、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部を構成して設けると共に、該流体室の壁部の他の一部を、前記第二の支持金具によって変位可能に支持された振動板にて構成する一方、該振動板の背後に、該振動板側に開口する環状のギャップ部を有するヨーク部材を配設すると共に、該ヨーク部材のギャップ部形成面に永久磁石を配設せしめて環状の磁路を形成し、かかる磁路上の前記ギャップ部に沿って周方向に延びるリング状のコイルを変位可能に配設して、該コイルを前記振動板に連結せしめることにより、かかるコイルへの通電にて該振動板を加振するようにした流体封入式防振装置において、前記永久磁石として、それぞれ円筒形状を呈し、内外周部が磁極部とされた内側磁石および外側磁石を用い、前記ヨーク部材におけるギャップ部の内側面および外側面に配設せしめて、それら内側磁石と外側磁石の径方向対向面間に前記ギャップ部を形成すると共に、それら内側磁石と外側磁石の径方向対向面を略同一面積とする一方、該内側磁石および該外側磁石の動作点における磁束密度を、何れも、飽和磁束密度の略1/2に設定したことを特徴とする流体封入式防振装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-312229
  • 特開平3-150061
  • 特開平4-312229
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