特許
J-GLOBAL ID:200903053504335692

固体カラー撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277040
公開番号(公開出願番号):特開平5-244611
出願日: 1983年09月24日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 輝度信号の解像度を高く保ったまま色信号の解像度を水平・垂直の両方向とも高くし得る固体カラー撮像装置を提供すること。【構成】 感応スペクトル特性の相異なる少なくとも3種の受光素子が水平・垂直の両方向に配列されてなる固体撮像装置において、垂直方向に隣接する2つの受光素子信号を加算し、加算の組合せをフィールド毎に垂直方向に1素子交互にずらして各加算信号を順次読み出し出力信号を形成するとともに、該出力信号を1フィールド遅延した信号により前記出力信号中に欠落した信号成分を補間することを特徴とする。
請求項(抜粋):
各々感応スペクトル特性の相異なる第1の受光素子、第2の受光素子及び第3の受光素子と、前記第2の受光素子と同じ感応スペクトル特性を持つ第4の受光素子とから成り、第1の水平列は前記第1の受光素子と第2の受光素子が交互に繰り返し配列され、第2の水平列は前記第3の受光素子と第4の受光素子が交互に繰り返し配列され、さらに、第3の水平列は前記第1の水平列に対し同じ受光素子組が位相を180 ゚移して配列され、第4の水平列は前記第2の水平列に対し同じ受光素子組が位相を180 ゚移して配列され、前記4水平列が順次繰り返し配列されて成る固体撮像素子と、垂直方向に隣接する二つの受光素子信号を加算し、加算の組み合わせをフィールド毎に垂直方向に1素子交互にずらせて、各加算信号を順次読み出し、固体撮像素子出力信号を形成する読み出し手段と、該読み出し手段より出力される前記固体撮像素子出力信号から、水平方向に隣接する信号の和を取り、実時間輝度信号を形成する実時間輝度信号形成回路と、前記固体撮像素子出力信号から、水平方向に隣接する信号の差を取り、実時間色信号を形成する実時間色信号形成回路と、前記固体撮像素子出力信号を1フィールド遅延させたフィールド遅延出力信号から、水平方向に隣接する信号の差を取り、フィールド遅延色信号を形成するフィールド遅延色信号形成回路と、を設けて成ることを特徴とする固体カラー撮像装置。

前のページに戻る