特許

J-GLOBAL ID：200903053509666670

耐酸化性に優れたTi-Al系金属間化合物材とその製造方法

発明者： 穴田 博之 ,  志田 善明
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社
代理人 (1件)： 広瀬 章一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-055481
公開番号（公開出願番号）：特開平5-078817
出願日： 1992年03月13日
公開日（公表日）： 1993年03月30日
要約：

【要約】【目的】 耐酸化性に優れたTi-Al 系金属間化合物材を提供する。【構成】 スパッタリングと拡散熱処理によってあるいはMoおよび/またはWの酸化物の存在下で加熱処理し、さらに必要により拡散熱処理によって、Ti-Al 系金属間化合物材の表面に深さ方向へ0.5 μm 以上の厚さのMoおよび/ またはW濃化層を形成する。【効果】 MoまたはW濃化層を設けることにより横方向へのAl2O3 層の生成が促され、耐酸化性が著しく改善される。

請求項（抜粋）：

母材がAl: 14〜44重量%、残部TiからなるTi-Al系金属間化合物材であって、表面より深さ方向に厚さ0.5 μm 以上のMoおよび/またはWの濃化層を有し、該濃化層中のMo量が平均して0.5 〜35重量%、もしくはW量が平均して0.5 〜35重量%、もしくはMoおよびWの合計量が 0.5〜35重量%であることを特徴とする耐酸化性に優れたTi-Al系金属間化合物材。

IPC (8件)：

C23C 10/28 ,  C22C 14/00 ,  C22F 1/18 ,  C23C 10/34 ,  C23C 14/16 ,  C23C 14/58 ,  C23C 16/06 ,  C23C 16/56