特許
J-GLOBAL ID:200903053514063356
液晶表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-275738
公開番号(公開出願番号):特開平7-128641
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 2つの準安定状態をもつカイラルネマチック液晶を用いた液晶表示装置において、高速書込みの可能な新規の実用的な駆動方法を得るとともに、階調表示の可能な駆動手段を実現する。【構成】 液晶にフレデリクス転移を生じさせ得る高電圧のリセットパルスを印加した後、所定のパルス高、パルス幅及び遅延時間をもつ選択パルスを所定の閾値を基準として印加することにより、高速書込みを可能とした。このとき、液晶表示体の1フレーム期間を複数のフィールドに分割し、フィールド走査回路22とゲート制御回路24によりフィールド期間毎に上記リセットパルス及び選択パルスを印加する。階調データ19をビット毎に保持するメモリ20のメモリ領域a,b,cから選択回路21により順次データを出力させ、このデータに応じて順次複数のフィールドで2つの準安定状態のいずれかを出現させる。
請求項(抜粋):
初期状態においてねじれ角φのねじれ構造を有するカイラルネマチック液晶を備え、初期状態にフレデリクス転移を生じさせる電圧を印加した後の緩和状態として初期状態とは異なる2つの準安定状態をもつ液晶表示装置において、フレデリクス転移を生じさせるための閾値以上の電圧を付与するリセットパルスと、リセットパルス印加後の液晶を2つの準安定状態のいずれか一方に移行させるための、2つの準安定状態のいずれかを生ずる臨界値を基準として選択付与される選択パルスとを液晶に印加する液晶表示装置であって、液晶表示体を複数フィールドに時分割して走査し、該フィールド走査毎に前記2つの準安定状態のいずれかを選択するために前記リセットパルス及び前記選択パルスを付与するフィールド走査手段と、液晶表示体に表示する画像表示の階調データに応じて各フィールドで出現させるべき前記2つの準安定状態のいずれかを設定するフィールド状態設定手段とを有することを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/133 575
, G02F 1/133 545
, G09G 3/36
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