特許
J-GLOBAL ID:200903053514096971

窒素酸化物ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-217789
公開番号(公開出願番号):特開2001-041927
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】 センサ機能及び検知精度を低下せずに、窒素酸化物ガスセンサの電極数、リード線数を大幅に減少して、構造を簡素化する。【解決手段】 ダクト(5)内で酸素イオン透過層(2)に形成された酸素に活性な外側電極(7)と、ガス検知室(6)内で酸素イオン透過層(2)に形成されかつ酸素とNOxに活性な内側電極(8)との間に電圧を印加して、酸素イオン透過層(2)を介してダクト(5)からガス検知室(6)内に供給される酸素によりガス検知室(6)内の測定ガス中に含まれる還元性ガスを酸化し又はNOxガス中のNOを酸化させてNO2の単一ガスとする。内側電極(8)と対面して酸素イオン透過層(2)と同一のイオン伝導体により連結しているガス検知室(6)内に設置されかつ酸素及びNOxに対して活性な検知電極(9)と外側電極(7)との間に生じる電位差を測定して、測定ガス中の総NOx濃度を検知する。外側電極(7)及び内側電極(8)により酸素のポンピングを行い、検知電極(9)と外側電極(7)により測定ガス中の総NOx濃度を検知することができる。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性を有する固体電解質により形成された酸素イオン透過層と、測定ガス雰囲気に通ずるガス導入口が設けられたガス検知室と、酸素イオン透過層と同一のイオン伝導体により連続しているガス検知室内の底壁と、酸素イオン透過層を介してガス検知室の反対側に形成されかつ大気に通じるダクトと、ダクト内で酸素イオン透過層に形成された酸素に活性な外側電極と、ガス検知室内で酸素イオン透過層に形成されかつ酸素とNOxに活性な内側電極と、内側電極と対面してガス検知室内の底壁に設置されかつ酸素及びNOxに対して活性な検知電極とを備え、カソード電極である外側電極及びアノード電極である内側電極間に電圧を印加して、酸素イオン透過層を介してダクトからガス検知室内に供給される酸素により測定ガス中に含まれるNOxガス中のNOを酸化させてNO2の単一ガスとし又はガス検知室内の還元性ガスを酸化させて、検知電極と外側電極との間に生じる電位差を測定して、測定ガス中の総NOx濃度を検知することを特徴とする窒素酸化物ガスセンサ。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/409
FI (2件):
G01N 27/46 371 G ,  G01N 27/58 B
Fターム (7件):
2G004BB04 ,  2G004BD15 ,  2G004BE22 ,  2G004BE27 ,  2G004BK06 ,  2G004BL08 ,  2G004BM04

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