特許
J-GLOBAL ID:200903053520036670

樹脂製中空製品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-326626
公開番号(公開出願番号):特開平11-156953
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 2つの分割体を2次成形で一体に接合する樹脂製中空製品において、2次成形時に接合部が樹脂成形圧の影響で空間部側へ変形することを抑制し、かつ、接合部への2次成形樹脂の充填不足を簡便にチェックできるようにする。【解決手段】 2つの分割体240、241のうち、一方の分割体240の接合部には空室部243の内周側に位置する内周側突出部249を成形し、他方の分割体241の接合部には、この突出部249を支持する支持突出部245、および一方の分割体240側に向かって突出する外周側突出部242を成形し、空室部243に注入された2次成形樹脂244を外部へ直接露出させる2次成形樹脂露出部244aを外周側突出部242の先端部内側に形成する。
請求項(抜粋):
2つの分割体(240、241)の接合部を突き合わせるとともに、この突き合わせ部に空室部(243)を形成し、この空室部(243)に2次成形樹脂(244)を注入して成形することにより、前記2つの分割体(240、241)を一体に接合する樹脂製中空製品において、前記2つの分割体(240、241)のうち、一方の分割体(240)の接合部には、前記空室部(243)の内周側に位置する内周側突出部(249)が成形されており、他方の分割体(241)の接合部には、前記内周側突出部(249)よりさらに内周側に位置して、前記内周側突出部(249)を支持する支持突出部(245)が成形されており、また、前記他方の分割体(241)の接合部には、前記一方の分割体(240)側に向かって突出し、前記空室部(243)の外周側を形成する外周側突出部(242)が成形されており、さらに、前記空室部(243)に注入された2次成形樹脂(244)を外部へ直接露出させる2次成形樹脂露出部(244a)を前記外周側突出部(242)の先端部と前記一方の分割体(240)の外周面との間に形成したことを特徴とする樹脂製中空製品。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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