特許
J-GLOBAL ID:200903053520102142

インクジエツト式記録ヘツド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-273428
公開番号(公開出願番号):特開平5-000508
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 装置の大型化を招くことなく、しかも高い効率でドット自体の光学的濃度を連続的に変化できるインクジェット式記録ヘッドを提供すること。【構成】 エッジモ-ドで振動可能な圧電体基板1の少なくとも一方の端部にドットを形成する領域に合せて表裏に電極2、3を形成して振動子を構成する。この振動子の振動面の対向させてインクミストを発生するのに適した間隙8を形成するようにインク供給部材4を配置する。インクは表面張力によりこの間隙8に保持されるから、電極2、3にエッジモ-ドでの振動を生じさせる交番電圧を印加すると、圧電体基板1で生じた振動がインクに伝達され、インク中を伝播する。インクと大気との境界まで伝播した振動は表面波となるから、インクを粒子化してミストにする。インクミストは、振動により運動エネルギを与えられているから大気中を飛翔して記録用紙にドットを形成する。記録用紙に付着するインク量は、ミストの発生時間に比例するから、電極2、3への交番電圧の印加時間を制御することによりドット自体の光学的濃度が連続的に変化する。
請求項(抜粋):
エッジモ-ドで振動可能な圧電体基板の少なくとも一方の端縁部分の両面の、ドット形成領域に対向して形成され、ドット形成時に交番電圧が印加される第1、第2の電極を備え、厚み方向に分極処理が行われている振動体と、前記振動体の電極が形成された端縁部分にインクミストの発生に適した間隙を形成する間隙形成部材と、前記間隙にインクを供給する手段とを備えてなることを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055

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