特許
J-GLOBAL ID:200903053521542626

周波数帯域可変フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-129863
公開番号(公開出願番号):特開平7-321509
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】マイクロ波帯の周波数帯域可変フィルタの耐電力性を向上し、入出力直線性を改善する。【構成】入力端子1側のコンデンサC1 と分布定数線路Z1 、及び出力端子2側のコンデンサC2 と分布定数線路Z2 の2つの直列共振回路を並列アームとして結合用コイルL4 で接続し、直列共振回路と並列にコイルL3 ,L5 を設け、それぞれの共振回路の共振周波数を減衰極とする帯域阻止フィルタの並列アームの中間点から帯域可変用のコンデンサC3 ,C4 を介して接地間にスイッチングダイオードD1 ,D2 を設ける。ダイオードD1 ,D2 のアノード側に印加する制御電圧VCTL によりダイオードD1 ,D2 をオン/オフしてコンデンサC3 ,C4 を接/断することにより減衰極の周波数を可変にできるように構成した。
請求項(抜粋):
入力端子側の第1のコンデンサと第1の分布定数線路からなる第1の直列共振回路と、出力端子側の第2のコンデンサと第2の分布定数線路からなる第2の直列共振回路とがそれぞれ並列アームとして結合用コイルで接続され、前記第1及び第2の直列共振回路と並列に第3及び第4のコイルがそれぞれ接続され、前記第1の直列共振回路の共振周波数と前記第2の直列共振回路の共振周波数とが相異なる減衰極となって阻止域を形成するローパス形フィルタにおいて、前記第1及び第2のコンデンサと前記第1及び第2の分布定数線路との接続点に一端が接続された帯域可変用の第3のコンデンサ及び第4のコンデンサと、該第3のコンデンサ及び第4のコンデンサの他端と接地間に接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子とを備え、外部から該第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子に制御電圧を与えて前記他端と接地間をオン/オフすることにより前記阻止域を変えるように構成したことを特徴とする周波数帯域可変フィルタ。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平2-016802
  • 特開昭63-090901
  • 特開平4-249401
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