特許

J-GLOBAL ID：200903053527545414

光ファイバメカニカルスプライス装置およびその光ファイバ接続用作業工具

発明者： 林 武弘 ,  山川 淳 ,  中野 剛行 ,  椎野 雅人 ,  長沢 真二
出願人/特許権者： 古河電気工業株式会社 ,  日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 五十嵐 清
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-294597
公開番号（公開出願番号）：特開平10-123347
出願日： 1996年10月16日
公開日（公表日）： 1998年05月15日
要約：

【要約】【課題】 光ファイバのメカニカルスプライス接続を行う光接続用作業工具を提供する。【解決手段】 光ファイバ接続用作業工具22はシリンダロッド25を進退移動自在に構成し、進退移動は回動レバー33の正逆回転により行う。シリンダロッド25に連動してくさび爪27a,27b,27cを進出移動してスリット15a,15b,15cに挿入し、各押さえ部材3a,2,3bを開き、メカニカルスプライス基板1上に形成した光ファイバ接続用溝の両側から光ファイバを挿入して光ファイバの先端側を突き合わせる。次に、圧入操作部31を押し、シリンダロッド25内のピストンを進出移動してシリンダロッド25内の整合剤をノズル30から光ファイバ接続用の溝内に供給する。レバー33を逆方向に回転すると、くさび爪27a,27b,27cはスリット15a,15b,15cから抜け、各押さえ部材3a,2,3bはスプリングアーム17a,17b,17cの押し付け力で閉じる。

請求項（抜粋）：

光ファイバの接続用溝が形成されているメカニカルスプライス基板上に押さえ部材が被せられ、この押さえ部材とメカニカルスプライス基板がコ字形状のスプリングクランプによって挟持されて押さえ部材が前記スプリングクランプのコ字形状の開口端側でメカニカルスプライス基板に対して開閉可能と成し、押さえ部材の開閉端側には該押さえ部材とメカニカルスプライス基板の合わせ目部分にスリットが設けられ、このスリット形成部と前記光ファイバの接続用溝は整合剤案内用溝によって連通されている光ファイバメカニカルスプライス装置。