特許

J-GLOBAL ID：200903053529339099

多段圧縮冷凍サイクルおよびその起動方法

発明者： 鈴木 義文 ,  諸星 恒次 ,  加瀬沢 実
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立清水エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-127102
公開番号（公開出願番号）：特開平5-322334
出願日： 1992年05月20日
公開日（公表日）： 1993年12月07日
要約：

【要約】【目的】装置全体を小型化でき、かつメンテナンス作業の簡素化を図り得る多段圧縮冷凍サイクルを提供すること。【構成】圧縮機と、油分離器3と、凝縮器7と、第一,第二過冷却器8,10と、主膨張弁12と、蒸発器13等を接続してなる冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機として、第一段の圧縮機構と第二段の圧縮機構とを一体化したコンパウンド型の半密閉二段圧縮機1と、第三段目の圧縮機構を有する半密閉単段圧縮機2とを組み合わせた三段圧縮方式を採り入れ、各々の圧縮機に電動機を内蔵するとともに、各電動機の冷却に冷媒冷却方式を採り入れ、各圧縮機の軸受への給油に、圧縮機の吐出圧力との中間圧力との差圧を利用して冷凍機油を供給する差圧給油方式を採り入れて構成した。

請求項（抜粋）：

少なくとも圧縮機と、凝縮器と、過冷却器と、主膨張弁と、蒸発器とを接続してなる冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機として、第一段の圧縮機構と第二段の圧縮機構とを一体化したコンパウンド型の半密閉二段圧縮機と、第三段目の圧縮機構を有する半密閉単段圧縮機とを組み合わせた三段圧縮方式を採り入れ、各々の圧縮機に電動機を内蔵するとともに、各電動機の冷却に冷媒冷却方式を採り入れ、各圧縮機の軸受への給油に、圧縮機の吐出圧力と中間圧力との差圧を利用して冷凍機油を供給する差圧供給方式を採り入れたことを特徴とする多段圧縮冷凍サイクル。