特許
J-GLOBAL ID:200903053536696689

吊装置を用いた構造物の施工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-118494
公開番号(公開出願番号):特開2000-310038
出願日: 1999年04月26日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 懸吊機を備えた吊装置を用い、この吊装置に懸吊する上部構造物を下部構造物に据付ける工法を採用し、据付けの際に生じる上下の軸芯ずれを、上記懸吊機の操作により簡易に矯正する構造物の芯合わせ工法を提供する。【解決手段】 予め設置された下部構造体に上部構造体を構築するに際し、複数の懸吊機を等間隔に備えた吊装置に懸垂して上部構造体を支持し、上縁に上部構造体の下部を近接して両構造体間に生じる芯ずれを、下部構造体上縁より外側にずれた上部構造体の上記フランジを起点とし、懸吊機を作動して対向側の上部構造体を回動上昇させることによって、前記起点側の上部構造体下縁を下部構造体の上縁延長線上に一致させることにより矯正し、この状態で上下部構造物を固定用ピンで係止し、その後、上部構造体を下降して据付ける構造物の施工法。
請求項(抜粋):
予め設置された下部構造体に上部構造体を構築するに際し、複数の懸吊機を等間隔に備えた吊装置に、懸吊機より懸垂し、上部構造体の周壁上部に設けたフランジに連結したロープを介して該上部構造体を支持し、懸吊機を作動して下部構造体の上縁に上部構造体の下部を近接し、両構造体間に生じる芯ずれを、上記懸吊機の1或は2以上を作動グループとし、1のグループの懸吊機によって懸垂支持された下部構造体上縁より外側にずれた上部構造体の上記フランジを起点とし、他の懸吊機(群)を作動して対向側の上部構造体を回動上昇させることによって、前記起点側の上部構造体下縁を下部構造体の上縁延長線上に一致させることにより矯正し、この状態で上部構造物の下部に設けた起点側の固定用ピンを下部構造体の上部対応位置に設けた係止部材に装入し、その後、上部構造体を下降して、上部構造物周辺に設けた固定用ピンを下部構造体に設けた係止部材に逐次挿入しながら、下部構造体の上縁に据付けし、固定することを特徴とする吊装置を用いた構造物の施工法。
IPC (2件):
E04G 21/14 ,  B65D 88/06
FI (2件):
E04G 21/14 ,  B65D 88/06 B
Fターム (17件):
2E174AA03 ,  2E174BA05 ,  2E174CA03 ,  2E174CA38 ,  2E174DA07 ,  2E174DA21 ,  2E174DA24 ,  2E174DA33 ,  2E174DA37 ,  3E070AA02 ,  3E070JA02 ,  3E070JB01 ,  3E070JB02 ,  3E070KB02 ,  3E070RA02 ,  3E070RA30 ,  3E070VA21

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