特許
J-GLOBAL ID:200903053546524932

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231531
公開番号(公開出願番号):特開平10-074874
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で低コストで冷媒が循環できる構造の沸騰冷却装置1を提供すること。【解決手段】 冷媒槽3は、液冷媒の上部に一定の連通空間が確保されている。また、冷媒槽3の内部には仕切壁5aが設けられて、この仕切壁5aによって沸騰領域3aと凝縮液通路3bとに分離されている。但し、冷媒槽3内の底部に沸騰領域3aと凝縮液通路3bとを連通する連通口3cが設けられている。冷媒槽3に接続される冷媒凝縮管8は、一方の開口端8aが連通空間の沸騰領域3aに開口し、他方の開口端8bが連通空間の凝縮液通路3bに開口して、且つ一方の開口端8aの方が他方の開口端8bより高い位置に開口している。即ち、冷媒凝縮管8は、一方の開口端8aから他方の開口端8bへ向かって下方へ傾斜した状態で取り付けられている。
請求項(抜粋):
冷媒の沸騰と凝縮の繰り返しによる熱伝達によって発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、液冷媒を収容するとともに、その液冷媒の上方に連通空間を有する冷媒槽と、両開口端が前記連通空間に開口して、前記連通空間を通じて環状の冷媒通路を形成する冷媒凝縮管とを備え、前記冷媒槽は、内部に仕切壁を有し、この仕切壁によって前記冷媒槽内部に沸騰領域と凝縮液通路とが形成され、前記冷媒凝縮管は、一方の開口端が前記連通室の前記沸騰領域に開口し、他方の開口端が前記連通室の前記凝縮液通路に開口していることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (2件):
H01L 23/427 ,  F25D 9/00
FI (2件):
H01L 23/46 A ,  F25D 9/00 H

前のページに戻る